幸村+♂

(真田、赤也、仁王)





「う゛〜辛い」

「なら病院に行け」

「やだ」

「我がままをいうな、幸村」

「うるさい、真田」

「うるさいとはなんだ」











「またやってるんスか?」

「ほんと…飽きんのぉ…」

「―っやほォォォォォっ!」

「「ビクっ」」

「元気にしとった?」

「優先輩!」

「優…っ驚かせなさんな
 心臓が止まるかと思ったぜよ

「すまんすまん」

「…優先輩、わざわざ大阪から
 来たんですか?」

「あかんのか」

「いえっ嬉しいっス!」

「…どうせ幸村じゃろ」

「そっ正解♪
 どうしとるかなぁって」

「………見ての通りじゃ」

「…とりあえず
 元気そうやなぁ」

「優先輩っ幸村部長のとこに
 行ってあげてくださいっきっと
 喜びますよ」

「ん?うん、そうやな!
 じゃ、行ってくる」

「「いってらっしゃい」」






「ユッキィィィィィっ!!」

「…っわ」

「む」

「久しぶり★」

「優、どしたの?」

「会いたくなった」

「ふふっ優らしいなぁ」

「………っあ、真田」

「久しぶりだな、優」

「やねぇ〜相変わらず
 自分、仏頂面やなぁ」

「余計な御世話だ」

「ハハハハっすまんすまん」

「……優」

「なに?」

「幸村に病院に行くよう
 頼んでくれないか」

「え」

「俺がいっても聞かんのでな」

「…うん、分ったぁ」

「頼む」





「ユッキ−」

「ん?」

「病院行け」

「…………やだ」

「なんで」

「行きたくない」

「でも、どっか悪いんやろ?」

「悪くない」

「嘘」

「嘘じゃない」

「ユッキ−」

「…」

「行こうや」

「やだ」

「…悪くなったらどうするん」

「だから悪くないもん、別に俺
 真田が勝手に言ってるだけだし」

「ユッキ−、俺の目は
 誤魔化せへんでっ調子悪いんやろ?」

「…」

「俺もついていっちゃる」

「…」

「あ、俺やなくても真田とか
 一緒に行ってもらってもえぇし」

「優」

「ん?」

「ついてきて」

「うん」










「…なんとか終わったみたいっスね」

「ヒヤヒヤするぜよ」

「部長がキレないかいつもハラハラするんスけど
 結局いつも部長が折れるんスよね」

「なんだかんだいって
 幸村も優に甘いからのぉ…」

「―っスね」








1番ヒヤヒヤしたのは真田でした




(…む、汗が…)









優、最強b









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