真幸+赤ブン




※部室っ下ネタ注意






「…ねぇブン太」

「ん?」

「ブン太たちはもうキスしたの?」

「…え?」

「キス、したの?」

「……………う、うん」

「だよね」


……やっぱそうだよね
っていって幸村くんは
頬杖をついてため息をついた


「………ど、どうしたんだよィ…
 ため息ついて…って、あ
 まさか…真田とキスして…」

「ないよ」


言い終える前に幸村くんが
持っていたシャ-ペンをバキッとおって
ニッコリ笑った(けど目が笑ってねぇ…!!)


「幸村く…」

「ねぇなんで真田は俺に触れてこない
 んだろうね?なんでキスしてくれないんだろうね?
 …もしかして俺に魅力がないからかな?
 ねぇどう思う?ブン太っ」

「…えっ…あ…うん。
 幸村くんは…魅力的だと思うぜ?
 ―多分、きっと照れてるんだと思う!
 だからキスとかしてこないかもしれないじゃん!!」

「………そっか」

「うん」


あぁ〜ビックリした
幸村くん、ちょっと怖いなぁ…
真田も早くキスしてやればいいのに…

俺はバックから
う●い棒を取り出して食べた


「…っあ、う●い棒だ」

「ふん」(うん)

「……………なんかそれエロィね」

「ふぇ!?」(えっ!?)

「フ●ラしてるみたい」


ってニコ-と笑う


「………っゆ、幸村くん
 変なこというなよ!!」

「―っあ、もしかして思い出しちゃった?」

「幸村くん!!」

「ハハハハハハっゴメンゴメン…つい、ね」

(もう…可愛いなぁ)

「あぁ〜なんだかムラムラしてきたなぁ
 …ねぇブン太」

「……な、に?」

(今度はなにいうんだっ!?)

「キスして」

「……………ん?」

「キスしてっね?いいでしょ
 1回ぐらいっ」

「やっでも…」

「してっブン太」


真顔でジ-と見るなぁ!
恥ずかしいだろィ!!


「………この事赤也にいっちゃ
 ダメだよ?幸村くん」

「うん」


俺はそっと幸村くんのあごをグイっと
あげて…ゆっくりと近づけた


「…」

「……っ」


わっどうしよう
あとちょっとで……っ!!















「幸村ァァァァァァアアアアア!!!」

「先ぱぁぁぁぁぁぁぁぁい゛っ!!」



















あとちょっと
というとこでいきなりドアがバ-ンと
開き、外から2人、真田と赤也が入ってきた


…途端に幸村くんの
機嫌が悪くなる

(どうするんだよィ…っ!!)





「貴様ら何をしてるのだ!!」

「そうっスよ!」

「何って…見て分らない?キスだよキス」

「…っな!?」

「幸村くん…っ!」

(言わないっていったのにっ!!)

「なんで…キスしなくちゃいけないんですか?」

「……ゴメンね、赤也
 ちょっとブン太にムラムラしちゃって…う●い棒で」

「……う●い棒?」

「やっ赤也…違うっ関係ない!無視
 していいからっ」

「はははっ」

「…」

「まぁ…赤也、ブン太は責めないで
 あげてね?もとわといえば俺に
 手を出してこない真田のせいなんだから

「な、に…っ!?」

「どういう意味スか」

「真田ね?俺達恋人なのに
 触ってもくれないしキスもしてくれないんだよ?
 俺がブン太や仁王にちょっかいかけるのは
 全部こいつが俺になにもしてこないから」

「…」

(仁王までちょっかいかけてるのかよィ…)

「だから責めるなら真田を責めなよ

「……」



幸村くん
ちょっとムチャクチャだ…



「あの…真田副部長
 それは、なんでも可哀相っス」

「何をいっておるのだ
 俺らはまだ中学生だろう!
 まだ早い!」

「………」

「…ね?いつもこんなんなんだよ」

「真田…最悪だな」

「なんだと!?」

「好きだから付き合ってんだろィ?
 だったらキスでもなんでもしてやれよ」

「だからまだ早いと…」

「キスのなにが早いの?
 今時幼稚園生でもやってるよ」

「ようちえ…っ!?」

「そうっスね、やってますね」

「………真田はきっと
 俺とキスなんかしたくないんだよね」


幸村くんは少し
寂しい顔をして

「さっもういいやっ部活行こう」

ってイスから立ち上がった
瞬間、真田が


「幸村」

「…ん?」



ちゅ



「………………え?」

「さな、だ…」

「副部長…っ」



「たわけがっ
 キスしたいに決まってるだろう!!
 好きなんだから触れたいって思ってるだろう!!」

「真田…?」

「今までは我慢してた、すまん幸村」

「…」

「幸村が嫌がる事はしたくなかったのでな」

「真田っ」

「だが…もうこれからは遠慮はせん、いいな?」

「………………………っフ
 いいよ、上等だよ。かかってきなよ…真田」



とまたキスをした














「……っあれ?なんかピンクのオ-ラが…」

「…もういいだろィ、ほっとけ
 ………疲れた」










俺らの関係









―★

なんで立海
書くときって甘甘が
書けないんだろう……。









- ナノ -