けんくら

※最初にいっときます
 コレはけんくらです
 くらけんではありませんっよろしい方は↓








「謙也」

「う゛っ」

「謙也…いって?」

「う゛ぅ…」

「…いってくれへんの?」


謙也の両手を持って
首を傾げる

(コレに弱いってもう分っとるで)


「謙也がいわんと俺がいうで?」

「えっ」

「愛してる」

「―――――っ!!!!」


周りから
ヒュ-ヒュ-と聞こえる

(やかましいっ黙っとけや)


「むっちゃ愛してんで謙也
 世界一っむっちゃ好き、大好きや謙也」

「〜〜〜っ」

「謙也は?」

「〜〜〜〜う゛ぁ…」

「…謙也、俺の事
 好きやない?愛してない?
 俺はこないに愛してるんに…それに
 昨日も愛しあったやないか、あれ
 嘘やったん?……なぁ謙也」


顔を謙也に近づける


「〜〜〜〜〜〜〜しらっ」

「なぁなぁ…いってぇなぁ…
 謙也の口から聞きたい」


耳元で呟くとビクンと体が
はねる

(可愛えぇな)


「あ、あ、あ、あ…っ」

「あ?」

「〜〜〜っあい…」

「…うん」


プルプルと手が震えて
顔が真っ赤


「あい……愛し…〜〜〜っ」

「………ホラっもう一声…」

「愛し……て…る…」


カァァァァと赤くなって
目に涙を浮かべる


「よう言えましたっうん
 俺も愛してんで★」

「…………っお、おま…
 もう、こんなんやめろや!」

「なんで?」

「なんで?やない!ちゅうか
 今部活中!お前部長やろうが!
 こんなんしてえぇんか!?」

「別にえぇんとちゃう?」

「…………」

「あ、せや謙也」

「……なんやねん」

「ちゅ-して」

「…ハィ?」

「ちゅ-して」

「…………え?」

「せやからちゅ-していうとんの!」

「いやいやいやいや、待て」

「待たん」

「待て」

「待たん、嫌やっ!今すぐちゅ-せぇ!」

「ちょ、人の話し聞いとった?
 今部活中やんか?」

「関係あらへんっちゅ-してほしい時に
 ちゅ-したいっていって悪いんか?」

「いや…そうやないけど…」

「せやったらしてっちゅ-!」 

「我がままやなぁ…」


苦笑いして
頭をかく


「我がままちゃうもん」

「ハィハィっ」

「…………っあ」

「…今度はなんやねん」

「“愛してる”っていいながらしてや?」

「―――――っ!?」

「な?」

「〜〜〜〜〜〜っも、もう分ったから
 はよ目瞑れや!恥ずかしいねん!!」

「…ん」















愛してる













俺 の こ の 言 葉 受 け と っ て

( This word of me is received )




―★

けんくらだよ、コレ←

ちゅうか最近
3-2ばかりでめいんのひかけんひか
あんまやってない気がするっ

―っあ…これ、ランニング中ね
因みにちゅ-は木の陰で…ハィ。←









- ナノ -