Novel
イナイレNLまとめ

冬花×風丸
彼の髪が好き。秋の空みたいに綺麗で、動くとぴこぴこ揺れて可愛いから。可愛いって言うと彼は怒るけど、「別に男の子でも可愛くていいと思うよ?」「俺は言われたくない。嫌だ」でもね、風丸君。そうやって怒ってる顔が、あなたは一番可愛いんだよ?

10年後こぐ春。
10年振りに会った木暮君。やっぱり相変わらず私より小さいし、笑い方も変わってなかった。…でも。握手をしたその手に、カエルはいなかった。夕日に照らされたその微笑に、私はいつの間にか見惚れていたのだった。

10年後円夏。
彼が無理をして料理を食べていることに、本当は私も気付いていた。でも、いつも円堂君が料理を褒めてくれるのはとても嬉しい。彼の優しさに答えるためにも、早く上達しなくちゃね。…さあ、今日も頑張るわよ!

10年後一秋。
「あら、一之瀬君!」『やぁアキ。元気にしてる?』一之瀬君は、こうしてたまに電話をくれるの。「次、いつ会えるかしら…」『う〜ん…どうだろう、予定が詰まってるからなあ…』予定ばかりはどうしようもない。『愛してるよ、アキ』「ヘ?」電話越しの投げキッス。私は赤面するしか無かった。

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