学園TS物語6


まことはただただ鼻がかった子犬の鳴き声のような声を上げ身を震わせることしかできなかった。
息が荒くなり始めた佐助に勃起したばかりの乳首を噛まれ、肩口に犬歯を立てる政宗に腫れた乳首の先の穴までもほじくられ、とうとうじくん、と腹の奥に走った射精感に近い電流に、ペニスを掴もうと手を伸ばすがそこには淡い茂みしかなく、焦るように手を彷徨わせる。

「ンッ、アッ、な、なんでぇっ!なんでまこのおちんちんっ、おちんちんないのぉ!ヤ、ヤァッ!おちんちん、ぎゅっぎゅってしたいのにっ、」

ペニスを扱いて射精をしてしまいたい。
しかし下毛の中を漁ってもペニスが見当たらない。
乳首を吸われ、捻られる度にじくん、じくん、と股間の奥が痛い程の快感を感じているのに、もっと気持ちよくなって、射精をする為のペニスがないのだ。

「ヤ、ン、も、もぅイきたいのぉ!せいしだしたいのっ!ア、ァ、ヒ、も、もう、だめ、まこ、おちんちん!おちんちんほしいよぉ・・・っ!」

カクカクと腰を震わせ、蕩けた表情で二人を見上げて懇願するまことに、佐助と政宗は思わずゴクリと唾を飲む。

「なんかそのセリフって・・・、あは、まこちゃん、俺様今ので結構キちゃったんだけどさぁ、まこちゃんの処女奪っていいの?」
「おい猿、落ち着け。こんなんじゃお互い痛いだけだろうが」

力が抜け、だらしなく投げ出された足の間、茂みの奥の狭間はお湯ではないぬとぬととした体液で濡れているものの、まだぴっちりと閉じられたままだった。
政宗の乳房を揉んでいない方の手が、ペニスを捜して茂みを掻き分けるまことの手を握り、そのまま濡れた縦筋へと運んでいく。

「ましゃむねしゃ、おちんちん、まこの、まこのおちんちん、ないの、おちんちん、ぅ・・・は、ン、」
「Okay。いいか?まこと。オレが特別に教えてやるよ・・・女はな、ココにペニスを入れるんだ。お前はもう女だろ?ペニスで射精するんじゃねぇ、ココに、オレのを入れて、中を擦られて、気持ちよくなるんだよ」
「ましゃむねしゃんの、おちんちん・・・まこの、ここに、いれる・・・」
「ちょっとちょっと!何勝手に変な事植えつけてんの!」

二人の重なった指先はそのままゆっくりとぬるついた縦筋を撫で、そうしてむに、と閉じていた肉を開け広げた。

「ったく・・・あ、まこちゃん、ナカもピンク色・・・、・・・ん?ここなんかでかくない?・・・マラの名残なのかねぇ・・・」
「ハッ、いっちょ前に勃起してやがる」

筋を割られ、中に溜まっていた粘液がだらだらとひっきりなしにまことの内腿を流れていく。
まことが腰を突き出すとその粘液で濡れた小さな膣口もヒクヒクと戦慄き、佐助と政宗の興奮を煽るのだが、しかし二人の視線はその膣口の上、まだ皮に覆われた陰核に注がれた。
まことの陰核はペニスの名残か小指の先ほどに大きく、ツンと勃起をし、僅かに真っ赤な核を皮から覗かせていた。
ここも弄り甲斐がありそうだ、と二人は嗜虐的な妄想に頭を飛ばした、その一瞬だった。
ぬとぬととねばつく内腿をいじっていたまことが、じれたように陰核に手を伸ばす。

「ぁ、ぁ、これ?ここ、まこの、おんなのこの、おちんちん?おちんち、─ッ?!イッ、ヒアアア?!アッ!ア゙ッ!ア゙、アーッ!」

くにん、と突起を指先で潰しただけだった。
男のペニスの時は手のひらで強く扱いても大丈夫だったのに、この皮を被ったままの女の子のペニスは少し潰しただけで感電したような強い痺れが走り、まことは全身を痙攣させてその快感に身悶える。

「は、すっご・・・、やらし・・・、っ、まこちゃん、イッちゃった?・・・はは、そんなに女の子のオチンチンってイイの?俺様にもさわらせて、」
「ったく、まことはとんでもねぇスケベだな・・・人前で、自分で弄ってトんでんじゃねえよ。ぐちょぐちょじゃねぇか」

二人の言葉も聞こえず、まことは下腹部に走る快感に指先を止める事が出来なかった。
男の時は今くらいの衝撃を感じたら、いっぱい精液を飛ばしてそれでおしまいだったのに、なのに、それなのに、女の子の身体だと、ココをいじればいじるほど下腹部が蕩けそうになる快感が溜まっていき、終わりがないのだ。

「しゅご、おんなのこ、しゅごいのっ、まこ、おんなのこなの!ぁ、ぁ、あ、また、またイク、イクぅ!ンッ、ンッ、んうぅぅぅっ!っ、っ、っ、ッ、ヒ、も、とける、まこ、おちんちん、とける、」
「Ha!これくらいでGive upなんて言うんじゃねぇよ。まこと、もっとヨクしてやるぜ」
「そうそう、女の子になってよかったぁって、いっぱい満足させてあげるから」

尻が浮き、固い風呂椅子から二人のどちらかの膝の上に乗せられる。
足を大きく開かれ、どちらのものかも分からぬ固い手のひらが身体中に触れ、まことは喉を反らして叫び声に近い喘ぎを上げて快感に酔いしれる。

─女の子、そうだ、自分は女の子なのだ。何を恥ずかしがっていたのだろうか─

あれほど得体の知れなかった自分の身体が急に愛しく感じてくる。
女の子なのだから胸が大きくても、乳首で気持ちよくなってもよかったのだ。
この下の茂みの奥に出来ていた小さな穴は、政宗さんの言う通り、自分の大好きな男のペニスを入れてもらう為にあるのだから。
男の人に身体中をいっぱい触ってもらっても大丈夫なのだ。
自分は男ではない、もう女の子なのだから。
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