ぬちゅ、と熱いモノが尻にあたり、それがずぶずぶと入り込んでくる感触にまことは「ひにゃぁぁ・・・」とため息のような声を漏らす。
覚悟していた痛みなどなく、粘液のぬめりを借りて、ずぷずぷと熱い塊が尻の穴をめいいっぱいに開き、奥へ奥へと潜り込んでくる。
ずんっ、とまことの直腸の最奥に幸村のペニスの先端が当たったと同時に、ぱつんと睾丸がまことの尻を打つ。
「にゃっ、おくっ、おくにあたって、んっ、ひゃ、あっ、あっあっにゃっあっにゃっにゃっ!」
幸村は最奥を亀頭で確認すると、まことの丸い尻を抱え上げて激しく腰を打ち付け始める。
蕩けてはいるが狭いまことの尻穴いっぱいに溢れていた粘液が、幸村の張り出た亀頭で奥の方から掻きだされてゆく。
それが注挿を繰り返す毎に、ペニスの血管や筋で捲り上がる穴の口からぶぢゅぶぢゅと濡れた音を立てて溢れ出て、擦れ合う摩擦で泡立ってゆく。
「にゃぁあ!おちんちんっ、おちんちんすごいのぉ!なかで、ナカでまこのおしり、全部ごりごりってしてるのぉっ!にゃぅ、はにゃぁ、んひ、しゅごいのっ、しゅごいっ、ぱんぱんって、もっとぱんぱんってしてぇ!」
まことの期待に応えるように幸村は腰を打ち付ける速度を速め、そうして目の前で扱かれている黒い尻尾に視線をやる。
スルリとしていた毛並みは汗と淫液でそぼ濡れてくしゃくしゃになり、それを白く小さな手が震えながらもやわやわと揉み扱いている様は官能的だった。
幸村はその尾を白い手からもぎ取ると、喘ぎながらぽんやりと幸村を見上げ揺さぶられているまことと視線を合わせる。
ぎらぎらとした視線を合わせながらゆっくり尻尾を口元に運んでゆくと、まことの惚けた表情がどんどんと歪んでいき、にゃぁにゃぁと首を激しく振り、尻穴がきゅうきゅうとペニスを締め付ける。
「にゃ、にゃぅ、たべちゃだめ、たべにゃいで、ひっ、ひぁっ、あ゙っ、ぎっ、に゙ゃぁぁーっ!」
白い歯がじゃくりと毛を食み、こりこりとした尾の肉に当たる。
がじがじと犬歯で細い尾を噛んでいると、まことはほとんど白目を剥いて、ぱっくりと開いた尿道をひくつかせながら大量の精液を射精しはじめた。
「あーっ、あ゙っ、いっぱいでてるっ、せぇしいっぱいでるのっ、ひっ、に゙ゃっ、イってるのにぱんぱんだめっ、おちんちんだめなのっ、おしりのおくぅっ!突かにゃいでっ!に゙っに゙ゃっに゙ーっ!」
びゅるびゅると飛ぶ精液は幸村の胸に、まことの顔にと降りかかる。
射精の快感でまことの腸壁は激しく蠕動し、まこと自身の思考とは関係なしに幸村のペニスを奥へと引き込み射精を促す。
「・・・の、・・・殿っ、まこと殿っ、まこと、まこと殿ぉっ!」
幸村はその体内の動きにぎらついていた瞳を歪めると、唇を噛み締め、まことの首元に顔を埋める。
そこから香るまことの汗と精液の匂いに胸をいっぱいにしながら、腸壁の蠕動に逆らわずガツガツとうねる肉を貪る。
ぴくぴくと小さく戦慄くことしかできなくなったまことをがっしりと羽交い絞め、とうとう奥の奥にペニスを突き立てると幸村は腰を震わせ腸内に種付けするように射精した。
「ーっ、っ、にゃっ、なかぁ・・・いっぱい、いっぱいでてるぅ・・・おくっ、おくにびゅるびゅるぅって、かかって、ふぁ、に、にゅ、」
射精が終わってもペニスを引き抜かず亀頭で精液を腸壁のひだにこすり付けていると、ぷるぷると手の中の尾が震えているのに気がついた。
幾分冷静になった頭で、自分はなんてひどい事をしてしまったのだろうか、と自己嫌悪を感じはじめた幸村が、その震える尾を慰めるためにそっと撫でさするとペニスを納めたままの腸壁が再び蠢き始め、幸村ははっと顔を上げる。
「まこと、殿・・・?」
「ふぁ、しっぽぉ、きもちぃにゃぁ、ゆきむらしゃん・・・」
目の先にいるまことが、ちろり、と赤い舌を出し、口元についた白い汚れを舐め取ってゆく。
シャツの裂け目から覗く乳首にも精液がかかっており、まことは「おっぱいなめてぇ」と蕩けた瞳でそこを指差すと、ふらふらと幸村は誘われるがままに顔をそこに寄せ、青臭い精液がかかった乳首を口に含んだ。
いつの間にかまことのペニスも幸村のペニスも再び固さを取り戻し、ぶちゅぶちゅと濡れた音と互いの名を呼ぶ声が薄暗い居間に響く。
秋の夜長はまだ始まったばかりだった。