がたんごとん、と規則正しい揺れを感じながらすっかり橙色になった空を見つめる。18時ぐらいだろうか比較的日が沈むのが遅い夏の今日も着々、夜を迎える。

ふと肩にぬくもりを感じる。ほんのりシャンプーの香りが鼻をくすぐる。顔だけちらりと見るとそこにはやはり一緒に帰っていた桃井の姿があった。ほんの少し口を開け、肩を上下に動かしている。


(ぐっすり寝ているッスな)


微笑みながら彼女をみてすっかり重たくなった目蓋を閉じた。



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