「驚きました。普段あんなに逞しい貴女が抱き着くだけでこんなに真っ赤になるなんて」


意外と可愛い一面もあるんですねぇ。

と言い会長は力をより一層強くした。私はただそれを受け入れ、言い返す。


「会長だって、」


私はそう言い、彼の頬に触れる。


「顔、赤いですよ。」


そう指摘された会長はただ目を細め、頬にあった私の手に口付けた。


「会長。」

「……何ですか?」


両腕を会長の首に回し、

「好きです。」


「えぇ、知ってますよ。」


私もですよ。と言い触れるだけのキスをしてきた。 耳まで赤いですよ。 と言われ、会長の胸板に頭を埋めた。




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