レンさん&メリルさん



レン「、見事(今日は鋼の具足を防寒具に代え、足を伸ばした先の一面の雪野原に足を止めればほう、と感嘆。辺りを見回し)」

メリル「あっレーンくーん!!(レンさんを見つけると大きく手を振り叫んでから雪玉を投げる)」唐突に雪玉なメリルですが!よろしければお付き合いくださいー!>レンさん

レン「ん?この声はメリルく、(振り返ると同時にばふ、と命中する雪玉。一瞬でにんまりイタズラっぽく笑うと、相手を捕獲すべく駆け出して)不意打ちとはいーい度胸だ!」>メリルさん わーいありがとうございます!是非是非宜しくお願いしまーす!

メリル「あはははっ大命中ー!あはは、ごめんなさーい!…うわあっ(楽しそうに逃げ出した瞬間、雪に足を取られる)」わあいありがとうございますー!>レンさん

レン「反省の色が見ーえーんーなー!(こちらも笑いながら後を追う。雪に倒れ込むのが見えると、雪を蹴立てながら隣に滑り込みつつ掬った雪を容赦なく相手の頭からぶち撒けようと)」>メリルさん

メリル「反省しーてーまーすーうぷひゃあば!(雪に突っ込んだのと上から降ってきたのとで雪に埋もれ)レーンくーん抜ーけーなーい!(何か企んでいる様子)」>レンさん

レン「はっはっは。俺から逃げ切ろうとは50年早いぞ(相手を埋めた辺りの雪を更にぽふぽふ。悲鳴を聞いては漸く手を動かし相手の上から雪を除けようかと)そら、凍る前に出て来い」>メリルさん

メリル「うーー50年なんてすぐだもん(雪のためかもごもごとした声で)…ふっふーん引っかかったねレンくん!(雪を払おうとしたレンさんの手を掴み引き倒そうとする)」>レンさん

レン「では50年後も追い付いて泣かせてやろう(と、突如腕を引かれる感覚に目を丸くした…のは一瞬。口角を上げて力を込めれば体格差の故。逆に相手の肩を掴んでは、自分も転がりながら相手を持ち上げぐるりと反対側へ)…簡単に二度目はやれんなあ!」>メリルさん

メリル「うわわっ…じゃあ作戦変更ー!冷たい作戦んんん(空に浮いた体をするりと抜くと首に抱きつく)…えへへ!50年後も一緒に雪遊び出来たら良いね!」>レンさん

レン「っあああああつっめたいな君は!(大暴れで既に緩んだ襟巻きの隙間に、冷たくなった相手の手と共に入り込む氷。雪に仰臥し悲鳴を上げつつも、表情は笑いながら相手の背を叩いてギブアップの主張)分かった分かった、これは耄碌できないなあ」>メリルさん

メリル「えっへへー!ぼくも冷たかったよう!(鼻を赤くしながら楽しそうに笑うと体を離す)…うん!頼んだよーレンくん!ぼくももっと頑張るからね!(どやあ)」>レンさん

レン「何とまあ。帰ったらよく暖まることだ。風邪など引いても知らないぞ(と、目の前の真っ赤な鼻先をむに、とつつき。雪を払って立ち上がりつつ)頼もしくて何よりだが無茶はするなよ。君は危なっかしい(ぽん、と相手の髪に付いた雪を払いつつ)」>メリルさん

メリル「ふふ、レンくんこそだよ?ぼくはペケだし風邪は引かないよう!多分だけど(てしてしとレンさんの背中側の雪を払い)…ふわ、そうかな?ぼく、結構頼りにされる方なんだけどなあ…(ぷうとむくれてみせる)」>レンさん

レン「俺は鍛えているから大丈夫だ。が、気持ちはありがたく受け取っておこう(一通り雪が落ちたのを確認し、むくれた顔を見ては肩を竦めて)だろうな。君は確かに頼りになる。良い男だ。で、君は誰に頼るんだ?」>メリルさん

メリル「ふふっ流石レンくんだ!(レンさんを見上げ目を丸くして)…ぼ、ぼく…?えっと、そう言えば考えたこと、無かったな…(動揺した様子で)…だって、困るでしょう?」>レンさん

レン「困らないな(相手の目をじ、と見ながらはっきりと。やがてふ、と小さく息を吐いて)…そう言うところが、危なっかしい。よく考えることだ。大丈夫だから、焦らずに(柔らかく、言い聞かせる調子で)」>メリルさん

メリル「…本当に?(少し探るような視線で見つめ返し)…あのね、レンくん前にもそう言ってくれたでしょう?だからぼく、ちょっと考えたんだ…聞いてくれる?」>レンさん

レン「本当だ(きっぱりと、表情は揺るがない。相手の応えには瞬き、改めて相手に向き直って)そうか。…うん、聞かせてくれ」>メリルさん

メリル「…えへへ、ありがと。ぼくね、レンくんもだし大好きなみんなを守りたいんだ。死んで欲しくない。いっぱい頑張っていっぱい戦わなきゃって思うの。でも、みんな同じだったんだって分かったんだ。ぼくが守りたいように、みんなも大切な人を守りたくて頑張ってて。えっと…だから、ぼくが守られてばかりじゃ嫌だなっていうのと一緒で…ううんと、ぼくはみんなと一緒に頑張って強くなりたいって思ったんだあ」すみません長くなりました!>レンさん

レン「うん、(相手の言葉を遮る事なくゆっくりと咀嚼。頷けばに、と喜色の溢れる笑み)…俺は、そう思って戦う奴なら信頼出来る。あと君を死なせたくない奴らには俺も含まれているからな。そこのところも、まあ、ついでにどうか覚えていてくれ」>メリルさん

メリル「…うん(じわり、溜まった涙が一粒溢れ)覚えてるよう、ずっと。レンくんがそう、言ってくれたこと。それでね、レンくん。やっぱりぼくも、レンくんのことは絶対に死なせたくないんだよ」>レンさん

レン「ふ、は。こら、男子が簡単に泣くんじゃない(僅かに眉を下げ、苦笑しつつ相手の大きな瞳から落ちる雫を拭って)ああ、知っている。勿論。俺とて簡単に死ぬものか。君も味方してくれるのだろう?」>メリルさん

メリル「えへへ、ごめんねレンくん(ぎゅううと目をつぶり涙を止め)勿論だよ。レンくん!何があってもぼくはレンくんの味方だもの!(どやあっと両手を広げてみせる)」>レンさん

レン「何があっても、とは大きく出たな。…その言葉に偽りはなしや?(腕を広げた相手の前で腕を組んではじ、とまだ潤む相手の目を見つめ)」>メリルさん

メリル「?…うん、もちろん!男に二言は無いよ!(レンさんを見上げる形でぐっと力強く意気込む)」>レンさん

レン「…うん(口角を上げる)では、メリルくん。これから俺と一緒に戦わないか」>メリルさん

メリル「……(少しきょとんとしてから気がついたように表情を明るくして)!!レンくん、それって…退魔師としてってこと?」>レンさん

レン「ああ。俺は流れ者の身だが、今この街の役に立ちたい。俺の力になってくれ。そして君の力になると約束しよう(力強く笑うと、相手に向けて片手を差し出し)」>メリルさん

メリル「…うん。ぼくも、この街やみんなを守りたい…!(レンさんの手をぎゅっと握り)…助けて、助けられて、力にしよう。ぼくももう逃げない。約束する、一緒に戦おう…!」>レンさん

レン「よし!(ぱし、と握られた手をもう一方の手でも捕まえて)約束だ。相棒、これから宜しく頼む(ぎゅ、と握れば少し痛いほどだろうか)」>メリルさん

メリル「おうともさ!(捕まえられた手にもう片方を添え)…うん!えへへ、ぎゅーーー!!!(大丈夫とでも言うかように力強く握る)」>レンさん


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