立海大附属 | ナノ


▼ 2

凛が呟いた瞬間、幸村が這わせていた指を二本、一気に突き入れる。凛の体が大きく跳ね、再び力強く幸村の肩を掴む。

それをまったく気にしない幸村の指が乱暴に動かされる。


『ああぁあっ! ん、ぉ、あ、ぁ』

「知らなかったな。凛がこんなに乱暴にされて感じるなんて。ずっと俺に犯されたいって思ってた? だから、あんなに俺を煽ったんだろ?」

『違っ、ちがうぅっ、あ、あぁっ!』

「こんな先走り垂らして? もうイきそうなんじゃないのか?」


幸村の指が奥へ奥へと入り込んでくる。前立腺を抉るように指が乱暴に動かされ、ぐちゅぐちゅという水音が響く。それに重なる幸村の熱のこもった声にもう、凛の頭は蕩けそうだった。


『も、やめ、あっ、あっ! ひゃんっ!』

「ぐりぐりされるの気持ちいいだろ?」

『もうだめっ、も、イくっ!』

「いいよ。イきなよ」

『んぅうっ! あ、あ、イっちゃっ、あぁあ!』


凛の体が再び大きく跳ね、達した。白い肌に飛んだ精液は凛の色っぽさを引き立てる。

体をびくびくと震わせ、呼吸を整える凛に幸村はにっこりと笑いかける。


「思いっきりイって休んでるとこ悪いけど、続き、するよ?」

『ふ、ぇ、や、待っ……』

「断る」


幸村の指が三本に増え、先ほどよりも乱暴に動かされる。中をかき混ぜるように動き、内壁をぐりぐり押し潰される。

達したばかりの体にはあまりに刺激が強く、掴んでいた幸村の肩に思いっきり爪をたてた。


『ああぁあっ! ゆきむ、ら、待ってぇ! あ、やぁっ!』

「待たないよ。こんな風に無理矢理にされたかったんだろ?」

『そんな、思ってないぃっ、ひあ、ああぁあっ、ひぅ…、またイく!』


凛が再び体を跳ねさせ、達した。
凛の腹は精液でどろどろになり、目はもう蕩けきってしまっている。

幸村の指をまだ離すまいときゅうきゅう締め付け、腰は緩くゆれている。
そこから無理矢理に指を引き抜けば、足りないというようにひくつく。


「凛、もう満足?」


あまりの快楽に涙をボロボロと流す凛に口づけながら問う。蕩けきった顔が少し歪み、小さく呟いた。


『いや、だ、もっと…。もっとぐちゅぐちゅして……』




prev / next

[ back to top ]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -