魔導院で迷子になっちゃった!



「ここどこ・・・?」

クイーンお姉ちゃんに魔導院案内してもらってたのに・・・。
どうしよう。いっぱい人がいるけど、話しかけるのちょっと苦手だし・・・。
とりあえずその辺を歩いてみよう。

‐‐‐‐‐‐‐

「隊長!みかんさんが行方不明になりました!」

「なんだと・・・!?」

そう、歩いていたらいつの間にかいなくなっていた。
確か、噴水広場に来た時にはいなかった。

「私も探しに行く。0組全員で探すんだ!」

私はわかりました、と言って、COMMでみんなにそのことを伝えた。

‐‐‐‐‐‐‐

「うわぁー!本がいっぱい!」

私は、大きな場所から本がたくさんあるところにでた。
あれ・・・?誰か、本の中に入って行く・・・?
行ってみよう!


「えーっと・・・このボタンを押せばいいのかな?」

ポチッ。ガラガラガラ―――
扉だ!

「すごぉい!」

そして、私はその扉をあけた。
そこには、たくさんの機械があった。

「・・・おや?君は確か、新入りの・・・みかん君だったかな?」

なんで私の名前を知っているんだろう?

「はい、そうですけど―――」

なんで私の名前を知ってるんですか?と言おうとしたら、がたっと大きな音を立ててドアが開いた。

「カヅサ、みかんを―――」「慌てすぎだよクラサメ君。みかん君ならここに―――」「みかん、ここにいたのか・・・」

あ、隊長だ!
私はすぐさま隊長に抱きつく。
そして、

「たいちょー怖かったです・・・」

泣く。

「全く・・・一人で歩き回ると迷子になるとあれ程言ったのに・・・」

「うぅ・・・ごめんなさい」

「今度から気をつけるんだぞ?」

「はぁい。隊長、迎えに来てくれてありがとうございます。」

隊長は困ったような笑いを浮かて、しょうがないなぁ、といった顔をする。

「すまなかったな、カヅサ。―――まさかとは思うが何もしてないよな?」

「してないよ。子供には興味ないしね。」

そう言って、カヅサという人は機械?をいじり始めた。

「それじゃあ戻るか、みかん」

私は元気よく、いつものように、

「はいっ!」

返事をした。


――――――

迷子ネタ。小さい子ならありそうですよね^p^
私はわざと迷子になって隊長に迎えに来てもらいた(((
ごめんなさい。小学校だったらできたんですが・・・orz
読んで下さった方、ありがとうございました!
みゅうこ様のみお持ち帰り可です。



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