この手に掴んだ幸せを(短編) | ナノ

▽ お便り14(※顔文字苦手な方はご注意)

【最近やる気スイッチのお話があるのでみんなに質問です!みんなのやる気スイッチはどこ(何)ですか?? ついでに私のやる気スイッチを押してください(ボソ)】

『…お父さんとリクオのやる気スイッチは?』

「オレのやる気スイッチは家族かねぇ…特に若菜に応援されたら何でも出来る気がするぜ。」

「ボクは…皆の笑顔かな!皆の笑顔にボクもやる気が出るし、三代目をもっと頑張ろうって思えるよ。姉ちゃんは?」

『私は…萌えかな。』

「「……………。」」

『つららは?…ってどうせリクオだよね』

「は、はいぃ!?な、な、何で分かったんですかぁ!?」

『青は情がやる気スイッチになってそうだよね。血畏夢百鬼夜行のグループとか…困ってる人とかの話聞いたら泣きながら助けそう。』

「み、見てたんですかぃ!?」

『…図星かい。首無のやる気スイッチは?』

「…やる気スイッチってそもそも何ですか?」

『…常に真面目な首無さんにはそもそもスイッチがないようですなぁ。ハハハこんちくしょう。
てことは鴉達もないね。』

「ハハハ…次は誰に聞く?あっ、黒が来たよ」

『おっ、ナイスタイミング。
黒ちゃんやぃ。君のやる気スイッチはそのレバーみたいな角かい?』

「…ええっ!?これスイッチじゃありませんから!!」

『えっそうなの?つまんなーい』

「つまんないって…そういう鯉菜様のやる気スイッチはどこにあるんですか?」

『私? 私は…心臓の内部かな。』

「…スイッチ押せませんよね、それ。」

『萌えに反応した心臓の筋肉がスイッチをポチッ☆ …て感じかな。』

「意味分かりません。」

「姉ちゃん、それより…差出人のスイッチをどうやって押す?」

『そうねぇ…。
お父さんがリクオを押し倒したらやる気スイッチ出してくれるかもしれな…だあっ!?』

「お前のやる気スイッチを押してどうするんだよ」

『お父さん、痛い。頭潰れそう。痛い。』

「ふざけてないで…どうするんだよ。」

『…そうねぇ…じゃあ、はい。このやる気スイッチ(凸)を皆で押していこうじゃないか。』

「ただ押すだけかい?」

『うんにゃ、差出人に一言お願いします。じゃあまずはリクオから。どうぞ。』

「え…えーっと、色々大変な事もあるけど、お互い頑張ろうね!次、父さんね、はい。
(┌〇-〇)っ凸ポチッ」

「おぅ。無理せずにやれよ。人生山あり谷ありだ。焦らずやってこうぜ?次、首無な。
( ^_^)っ凸ポチッ」

「…やる気スイッチが何か分かりませんが、あまり気にし過ぎてお身体に障りませんように、お気をつけ下さいね。じゃあ、黒にどうぞ。
( ・∀・)っ凸ポチッ」

「…拙僧の角はやる気スイッチではないぞ。
( -_-)っ凸ポチッ」

『ちょっと待て。どんな一言だよそれ。
まぁ…取り敢えず、次は青ね』

「へい! 体を動かしてスッキリしろ!!
バンッ( `ω´)‖_ ∵」

『す、スイッチ壊されたーーーー!!しかも粉々になった!!私まだ押してないのに!!』

「…取り敢えず最後は姉ちゃんで締めにしよう。はい、どうぞ。」

『…ゴホン。
ええー…なるようになるさ!!
人間なんてそもそも怠け者なんだし!
…面倒だから、洗濯やら車やら便利なもん発明したんだ。ただ興味が湧いたから、各々が天文やら重力やら研究して発展してったんだ。
〈もっと暮らしを楽にするために〉とか〈楽しいから〉とか…そんな自分の欲求を満たすものがない限り、やる気は出てきませんよ。むしろそれが当たり前だから気に止むべからず!!』

「……姉ちゃんが言うと何かツッコミたくなる」

「あぁ。オレもだ。」

『おいこら。聞こえてんぞそこの2人。
まっ…そんなわけで、要望に応えられたかどうかは分かんないけど、皆さん、お互い頑張りましょーね!!』




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