この手に掴んだ幸せを(短編) | ナノ

▽ お便り114

【ぶっちゃけリクオ君はお姉さんを達也さんに取られて寂しいなーとか思ったり嫉妬したりしましたか?】

「寂しいなーとはまぁ…思ったことある、けど…。」

「義理兄さん、オレに嫉妬したの〜?」

「(この達也の勝ち誇った顔が非常に腹立たしいのは何故だろう…)
義理兄さんだなんてやめてよキモチワルイ。」

「酷いわ義理兄さん!(裏声)」

「達也は燃やされたいのかな?☆」

「ごめんなさい。」

「………はぁ、まぁーこんな性格だしねぇこの人。
姉さんが取られて寂しいと思うことはあっても、特に嫉妬はしないかなぁ。姉さんと達也のやりとりを見て、笑ったり憐れに思ったことはあっても嫉妬はないね。(それにボクには氷麗がいるし。)」

「………あれ、オレ今同情された? 哀れみの目を向けられた?」




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