▽ お便り112
【鯉伴さんへ
鯉菜ちゃんに猫耳尻尾&年の数茸で幼女化してもらって、存分に愛でましょう!精神年齢そのままで恥ずかしがってる鯉菜ちゃん、かわいいと思います!】
「キタアアアアアアアア!!!
きたぞっ…これっ!! きたっ……
キタアアアアアアアアアアアアアア!!!」
『うるっさい!!』
「ぐふぁっ!!?
…クックックッ…鯉菜よ…蹴りたいならいくらでも蹴るがいいっ!! お前はこの後、オレの手から逃げらルェヘっ…!!!
ちょっ…やっ、やっぱ止めろ! 家庭内暴力反対!!」
『好きなだけ蹴りなさいって言ったのはそっちでしょう?』
「やめ…やめろぉっ!!
くらえっ、秘儀<5pの年の数茸>!!!」
『むぐっ…!
……ぺっ! そう簡単に食ってたまるかぁ!!』
「チッ…まだだっ、
秘儀<汚ねぇから吐くなよ×4pの年の数茸>!!」
『んぐっ…ごくん…
し、しまった…! クソッ…噛むことすら許さない素早い動きに後れを取ってしまった…!!
つぅか何1歳幼くしてんだよロリコン野郎。』
ドクン……
『ぅっ……』
「おっ?」
ヒュッ…
『……あ』
「鯉菜が…鯉菜が4歳に若返ったぞおぉぉぉ可愛すぎるっ!! 死刑級で可愛いすぎるぜっ!! しかも小さくなったから服がダボダボになってるのが可愛さを助長させてやがる…くそうっ!!」
『やだっ! 顔がドアップ!! 睫毛長い顔がドアップで近づいてくるっ!! 何か気持ち悪いっ!!』
「(ハッ…そういやぁ、今回のミッションは確か猫耳尻尾があったはずだ…)
鯉菜、寒いだろう? 風邪をひいちゃあいけねぇからな、コレを着な。」
『…お父さん、普通のがいい。何コレ。黒のフリフリワンピースはまだ許せるけどよ? でも何で黒の猫耳と尻尾がセットであるのか分かんない。』
「決してオレの趣味ではねぇ…だが、お便りだから仕方ねえだろ?」
『そんなこと言う割にはめっちゃいい笑顔だし、写真撮る気満々だよね。』
「いいから着てこい! 任せたぞ毛倡妓!!」
「任せてください、2代目!!」
『い、いやだああぁぁぁぁぁ!!!!』
*着替え中*
「2代目、お待たせしました! どうぞ!!」
『………………』←HP残りわずか
「!! も、もも……萌え萌えじゃねぇか!!!」
『萌え萌えってなんだよ、イラッとくるわぁ…』
「お嬢の白い肌に、この黒のワンピースと黒の猫耳尻尾がよく似合いますね!!」
「あぁ、ありがとうな毛倡妓。
そうだ鯉菜、新たなお便りで【パパ大好きにゃん☆って言え】というのが届いてるぞ。」
※嘘です。
『勝手に嘘ついてんじゃねぇぞ変な頭しやがって燃やすぞ』
「ちなみに、そのミッションをやらないとこれがお前に贈られることとなる。」
チリン♪ チリンチリン♪
『……(鈴付きの首輪……)え、何のプレイ?』
「何言ってんだい。猫って言えば、鈴付きの首輪だろ? さぁ…どうする?」
『…………ぱ、』
「ぱ?」
『ぱ、ぱ……パパ…』
「ぱぱぱぱぱ?」
『…ぱぱぱっぱぱー(てれれってれー)』
「ぱ〜ぱ?(なんだ?)」
『ぱっぱっぱっぱっぱー(あっはっはっはっは)』
「つけるか?」
チリン♪
『ごめんなさい、ちゃんとやります。許してください。』
「おぅ。」
『…ぱ、……ぅ…(は、恥ずかしい…!!)』
「…………」
『(な、何で真顔というか…真剣な顔して待ってんだコイツ…!!)
ぁの…そ、その………ぱ、パパ…?』
「なんだい? (くっ…早く、早く言え!! でねぇとポーカーフェイスが崩れるっ!!)」
『…パパ…のこと、…だ…!(ドキドキ)』
「(あぁ…もじもじしてるのがまた可愛くて可愛くて震える…!!)」
『…ぱ、パパのこと! だ、大好きだにゃん…!☆』
「可愛いいいいいいいいいいいいいい」
カチッ☆ …チリン♪
『ああぁぁぁあぁぁぁぁ!!!???
何で首輪付けたあぁぁぁあぁぁぁぁ!!!』
「猫耳尻尾まじ最強…!!しかもそこに鈴付きの黒の首輪が色気をっ…!!
鯉菜お前滅茶苦茶可愛いぞおおおおおおおお」
『にゃっ…スリスリするな気持ち悪いいいいいい』
「愛してるぞおおおおおおおおおおお」
『離れろおおおおおおおおおおおおお』
ガラッ
「ちょっと! 父さんも姉ちゃんもウルさ…
あぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁ!!!」
※訳:何その可愛い生き物ー!!
「うおおおおおおおおおおおおおおお」
※訳:もう一回パパ大好きにゃんって言ってくれ!
『おいいいいいいいいいいいいいいい』
※訳:何だコイツら、強制終了だ!!
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