この手に掴んだ幸せを(短編) | ナノ

▽ お便り71

【奴良弟に問います!@鯉菜に甘えられるA鯉菜に膝枕してもらいつつ頭を撫でてもらうB鯉菜に添い寝してもらう・・・さぁ!答えをどうぞ!!】

「え…ええ!?」

『どれがいい!?
@以外ならどれでもしてあげるぜ!!☆』

「一応聞くけど何で@以外?」

『…甘える=可愛がる、ならできるけど…甘えるって言われても何すりゃいいか分からんし』

「…(確かに)」

『で、結局どうなの?』

「…(AとB…か。…どっちも素敵だけど怖いな…。普通にその通りにしてくれたらいいけど…姉ちゃんだぞ?
父さんの血を引いて、父さんにそっくりな姉ちゃんだぞ!?
…何もしないなんて…有り得るのか!?
絶対…90%、いや、95%…99%の確率で何かされる…!! 1番可能性が高いのは…顔に落書きされることだ…!!)」

『…ねぇ、リクオ。
何をそんなに百面相して悩んでるの?』

「え!? あっ、いや…何でもないよ!!
あは…あははははは…はは…(どうする!!ボク!!)」

『(絶対こいつ何か失礼なこと考えてるな…)』

「…じゃあ…Aで…」

『ふぅん? まぁ…@は選ばないだろうとは思ってたけど…何でAにしたの?』

「…Bだと危ないかなって」

『…どっちが、どういう理由で、どういう風に危ないの?』

「姉ちゃんが、ボクの寝相が悪いせいで、怪我するかもしれないから危ないの。」

『!! そこまで私のことを…!!お礼に壁ドンしてあげようか!?』

「誰得!?いらないよ!!」

『よし!!じゃあ…膝枕してやるから来いっ!!』

「い、いいよ!!別に!!」

『…そんな嫌がらなくても…
ちゃんとムダ毛処理してるぜ!?(ドヤ』

「そうじゃないよ!!てか知ってるし!!
今は眠くないから断ってんの!!」

『…なーる…
じゃあ眠くなった時を狙って膝枕しに行くわ』

「何でそんなやる気満々なの!?」




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