この手に掴んだ幸せを(短編) | ナノ

▽ お便り70+

【奴良姉に問います!@鯉伴に頬ずりされるA鯉伴に抱き締められるBとにかく鯉伴に構われる・・・さぁ!答えをどうぞ!!】

『…なにこの質問。』

「アハハ…<昼>には答えてもらったけど、<夜>には答えてもらってないからさ…」

『ふーん…?
じゃ、Cの殴り倒すで。』

「…やっぱ性格は違ってても姉ちゃんだね!ちゃんと選択肢の中から選んでもらおうか!!
あ、ちなみに、無限の可能性とかの話はしなくていいから!!」

『…無限の可能性…?
…リクオ。…現実はそんなに甘くないよ?』

「…おかしいな。ボクが痛いこと言ったみたいになってんだけど。つうか夜の姉ちゃんのシビアぶりに驚きを隠せないんだけど。」

『よく分からないけど…昼のリクオはいそがしいよね。色々と…』

「誰のせいか今一度考えてから発言して欲しいな!!
ったく…いいからどれがいいの?」

『@は気持ち悪い…』

「(昼と同じこと言ってるーーーーー!!)」

『Aは…冬ならいい。夏にやってきたら堕とす』

「(やっぱ夜も暑がりなんだ…)」

『…消去法でBにする。』

「いいの?Bで…ファイナルアンサー!?」

『うん。』

「!?(果てしない温度差…!!ツライ!!)」

『…リクオ?どうかしたの?』

「なんでもないよ!?
と…とうさあああああああん!!!姉ちゃんがBをご希望だよおおおおお!!!」

ドドドドドド…ドテーン!ドドドド…

「あれ!?今父さん転ばなかった!?」

『…すごい…!
転んだのに再び走り出すまでの動きが速い…!!』

「姉ちゃん!?そこで感動する!?」

「鯉菜ーーーーーー!!」

『…鯉伴、さっき若菜さんが鯉伴のこと探してた。』

ピタッ

「若菜がオレを?」

『うん、手伝って欲しいことがあるんじゃないかな…
助けてあげないと。』

「!!
そうだな…悪いが、オレは若菜のところに行ってくらぁ!!」

鯉伴がログアウトしました。

「…姉ちゃん、父さんの扱いに慣れてるね」

『…ずっと内で見てたからね。それじゃ、アタシだるいから帰るわね。』




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