この手に掴んだ幸せを(短編) | ナノ

▽ お便り48

【イタクって鯉菜さんのこと好きなの?】

『やっぱり?そう思うよね〜!私もそう思ってたんだ☆イタクったら分かりや…』

「レラ・マキリ!!」

『ぎゃあああああ!!!』

「……姉貴とイタクっていつもあんな感じよな。どう思う、冷麗」

「そうねぇ…私から見るに、鯉菜は結構イタクのこと気に入ってると思うわ。」

「それはオレも思う…イタクが来る前日とか結構ソワソワしてんしな」

「まぁ♪そうだったの!?良い情報ゲットー♪」

「リクオ…オメェ、冷麗に渡しちゃいけねぇ情報をあげちまったんじゃねぇか…?」

「…あぁ、オレもそう思う…」

「ちなみにイタクはねぇ…鯉菜にすぐ攻撃とかしかけるけど、いつも本気じゃないことから見て〈女性〉として意識してんじゃないかしら」

「…イタクが恋してるとか聞いたことねぇからオイラー分からねぇ」

「フフッ!イタクは難しそうに見えて案外扱いやすいし…分かりやすいわよ?それに、怒って攻撃しかけてるように見えるかもしれないけど、イタク本人も鯉菜とじゃれ合うの楽しんでるしね♪」

「けほけほっ、イタクと鯉菜って結構お似合いよね…」

「オレはリクオとお似合いだろ?昼は男になっちまうが。」

「…………。」




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