この手に掴んだ幸せを(短編) | ナノ

▽ お便り46

【鯉伴さんは、鯉菜ちゃんがお婿さんを連れてきたらどうしますか?後、どんなお婿さんならいいですか?】

「…べ、別に? オレぁ鯉菜がどんな婿を連れてきても何も動じねぇぜ?」

『嘘つけ!!』

「もうこの時点で動揺しまくりじゃん!!」

「う、うるせあ!!」

『…(うるせあ?)』

「…(噛んだな…)」

「(やべぇ…噛んじまった)い、一番の理想は…オレみたいなやつだな!!」

『…鬱陶しいっていうイメージが一番に出てきたけど』

「それな」

「何でだよ!! ちなみに、百歩譲ってリクオみたいなやつだな」

「むっ…何で百歩も譲る必要があるのさ」

『そうよ。むしろ旦那としてはリクオの方が理想的よ』

「なにぃー!?」

「ふふん…」

『リクオだと…頼んだら何でもしてくれそうだもの!』

「…悪女かオメーは!」

「どんだけ旦那をパシるつもりなの!?」

『テヘペロ☆』

「「(これじゃあ…鯉菜に任せて大丈夫そうだな…)」」




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