この手に掴んだ幸せを(短編) | ナノ

▽ お便り42

【鯉菜さんは、先生のことが好きなんですか?あと鯉菜さんは恋人にするなら誰がいいですか?】

『まぁ…先生という役職としては好きだね。あと人間的にも好きだよ。恋愛的には別に好きじゃないかな…むしろ家族愛…?』

「ふーん…まぁ先生のファン多いからね。付き合ったら付き合ったで…姉ちゃん、ファンの人にいじめられるよ」

『…そうね。ファンの人を怒らしちゃうかもしれないわね。でもいじめられはしないわ。
だって、
やられたら、やり返す。倍返しだ!』

「…そうだね。もうそのネタ大分過ぎたけどね。」

『ちなみに恋人にするなら…候補があり過ぎて困るわ。』

「じゃあ候補者全員言えばいいんじゃない?」

『なーる…
そんじゃ、読み上げます!
鴆、猩影、黒羽丸、牛鬼、毛倡妓が居るから有り得ないけど首無、青、先生…』

「ふんふん…」

『3の口、納豆ちゃん、白蔵図、雷電、獺祭…』

「…ちょっと待って。なんかメンツがおかしくね?何かもう突っ込みどころがおかしいっていうか…姉ちゃんの好みが分からないんですけど!?」

『私自身も分からへん』

「おい!!」

『なんだろう…こう、何となく気が合いそうな人ならいいかなーって?』

「…姉ちゃん、お願いだから結婚詐欺とかに合わないでね」

『…どうした急に』




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