▽ お便り23
【鯉伴さんとリクオに質問です!お姉さんにして欲しいコスプレはありますか?あったら、お姉さんはそれを着て(2人を萌え死にさせる)一言どうぞ!!(カメラをお忘れなく)】
『お父さんのコスプレでもしようか?』
「結構です。」
『じゃあ進撃の巨人の…女型とか』
「いやだよ、やめてよ」
「コスプレって何が人気あるんだ?」
『うーん…猫耳とか?』
「猫耳かぁ…」
「化猫屋で猫耳なんかいくらでも見てるしなぁ…何か新鮮さがねえな」
『…真剣に悩みすぎだろアンタら』
「当たり前じゃん!こんなチャンス逃がすわけない!」
『いや何のチャンスだよ』
「あっ! オレあれがいいわ…ナース服!」
「…! 確かに…ナース服なんてテレビでしか見ないもんね!いつも鴆くんに治してもらうから病院行かないしね!!」
『(…ナース服に萌える男心が分からん)』
「「ってことで、ナース服でお願いします!!」」
『はーい、着替えてきまーす!』
10分後
「遅いね…」
「…遅いな…」
「まさか姉ちゃん、逃げたとか…!?」
「いや、それはねぇだろ…談話室の依頼なんだぜ?」
「…だよね。にしても遅いね。」
『…ねぇ…』
「! 着替え終わったの?」
「終わったなら早く出てこいよ…待ちくたびれたぜ」
『…着替えたけど、これおかしいよ』
「おかしいって…何が?」
『私の知ってるナース服と全然違うんですけど。清楚な感じの服が何故か超ビッチなミニスカになってるんですけど。そして何で谷間ンところハート型に空いてんの!?そんなナース服ねぇよってかこれナース服じゃないわ!!誰だよこんな衣装用意した馬鹿!!』
「…よくわかんねぇが…」
「着替え終わってんなら戸、開けるよ?」
『! 待って! タンマタンマタ、ン…マ…』
「「………」」
『……………』
「…え。それ本当にナース服!?」
『ごめんなさい着替えてきますお目汚しして申し訳ございませんでした』
「「いやいやいやいや!!」」
「い、いいよ!それで!」
「そうだぜ!?また着替えるの大変だろ!!」
「「てかコッチの方がむしろいいよ!!!」」
『私がよくないから!!』
「それより何だい?後ろにある箱は…」
『ん…?あぁ、薬箱だよ。』
「凄いリアルだね…聴診器まであるじゃん。」
『(…そういえば一言いわなきゃなんだっけ)…奴良リクオくーん、ちょっと失礼しますねぇ〜?』
「えっ!?ちょ…何やって!?」
『ハーイ、じゃあおムネの音聴かせて下さいねぇ〜♪』
「ぶはっ…!!!」←萌え死
パシャシャシャッ
「(リクオ…!お前の代わりに俺が撮ってやったぞ…!!)」
「(ありがとう父さん…!)っくぅ…HPが残り10だ…」
『(最近の談話室でのリクオがおかしい気がする…)…ハイ、じゃあ次は奴良鯉伴さんですねぇー!』
「オレも聴診器かい?」
『いいえぇ、お父様は、お注射の時間でぇ〜す♪』
「お注射…!!(ドキッ)」
『ハ〜イ、腕を出してくださいねぇ』
「お、おぅ。(まさか本当に射さねえよな…)」
『…あら?お父様…お手々が冷たいですね…いつもこんなに冷たいのですか?』
「ん…?あー、どうだかなぁ…いつもそんなに冷たくないと思うけど…覚えてねえや」
『そうですか…可哀想に。私が温めてあげますね!!(ぎゅっ)』
「ぽうっ!?」←萌え死
パシャシャシャッ
『「(……「ぽうっ」?)」』
『…今の叫びなに…』
「…萌えの叫びじゃないかな。(父さん、撮ってあげたよ…!)」
『………そう…。』
「あ。姉ちゃん。」
『ん?』
「それ、似合ってるけど絶対他の男の前で着ちゃ駄目だからね」
『言われんでも二度と着らんわこんな破廉恥な服!!!』
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