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守り神

31.なんでだろ

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なんでだろ。



グォールデンウィーっク☆なるものが終わってから日常に戻った。
でも前と一緒じゃない。




『え、清継くんちょっと…』




毎日、ホームルームが終わったあと教室に来るんだよ。




「さぁ!部活行きましょう!!」




いや、清十字怪奇探偵団?
入部した覚えないから。



風紀委員長だから委員会行かなきゃだし。




「葵好かれてるねーっ。委員会は私で仕切るからいってらっしゃーい」




副委員長、それなし。
ガチでなし。



サボりとか嫌じゃん。



でも私にそれを言う術ってやつはもうない。



なんたって、副委員長はとっくに私の視界から消えてるわけで。




『清継くん…走るの速いね…』




普通に部室入りしちゃいました、てへ。
自分で言うのもなんだけど、キャラじゃないからキモいんだけど。




『あのさ、清継くん』


「なんですか!?」




なんか神気並みに顔の周り輝いて見えるのは気のせい?
私だけ?




『私、委員会があるの。だから行かなきゃなんだよね。ごめん…』




あたし…謝る筋合いなくね?



まぁいいや、問題なく抜け出したいし。




「そう…ですか。部室までお連れしてすみません。
今日は屋上に行く予定なんで終わったら来てください」


『わかった、ありがと』


うん、これで委員会行ける…!!


でも…妖気がする。


あの2人じゃない。


じゃあ誰?


まぁいっか、リクオくんと氷麗ちゃんに任せる方針で。









部活も妖気も全部判んない





◎2話合体




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