守り神
▼11.奴良君と妖怪と私
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今日は奴良くん雑草と仲良くしてるんだってさ。
あれ、喧嘩のが近いか。
まぁなんとでもなる。
お礼するって言ってたし。
『ん…あ、カナちゃん』
「葵先輩!!」
奴良くんのクラス行くと毎回話し掛けてくれる。
最初行ったときも確かカナちゃんが色々教えてくれたしね。
『どしたの?怖い顔してるよ?』
「あ、昨日…。妖怪?を見ちゃって…」
なんでも、人形に取付いた妖怪を見たとか…。
あほくさ。
…とか昔なら思ったんだろうな。
そんなこと思うんなら自分自身も否定することになるし。
てか昔昔って…。
私やっぱり…
『過去を引きずってる…?』
「何か言いました?」
『あ、なんでもない。気にしないで』
…私はなんで神様に守られてる?
奴良君と妖怪と私
◎前話の本文中のタイトルと対(^p^)
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