ひびの入った
▼27.上がったのは肯定の叫び
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あっという間にやってきちゃった放課後。
やってきちゃったって表現が気になっちゃった人ー。黙っとくべきだと思うあたしは。
阿伏兎が手際よく準備してくれて、校庭には全生徒が集まってた。
やっぱり阿伏兎は雑用としての能力が高いと思う。
まぁあたしよりずっと年上だし(学年では1つ上の先輩だけど)色々体験はしてるんだろうなぁ。
「和」
『神威?』
「泣いてもいいからさ、言いたいことちゃんと言いなよ」
『あはは、おか……保護者?大丈夫だよ。泣くのなんて大前提だから』
…お母さんって途中まで言って結局言えなかった。
言おうとしたのはなんでだろう。
やっぱ馬鹿なんだあたし。
あたしはまだ…昔と変わってない。
『よし、じゃあ暴露しに行きますか』
みんなの前に立っただけで恐ろしい緊張感。
このくらい、普段ならなんてこともないのに。
こんなの高杉に見られたら舐められるかも…。
『…ちゃんと皆に話さないといけないことがあるの。だから皆を集めてもらった』
反応はない。誰か少しくらい喋ってくれたって…。
『あたしが小さい頃の話…聞いてくれますか?』
上がったのは肯定の叫び
( もちろんですよ渚嬢! )
( 渚嬢のお願いなら…!! )
( …皆ありがと )
◎銀魂キャラが5人しか出てない中ある意味逆ハー…
20111204
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