(アニ視点)対人格闘の訓練でナマエに誘われた。…ナマエの近くにいると無駄に目立つから嫌なんだけど。仕方がない、付き合ってやるかと溜息を吐いた。ナマエは既にやる気で、よく分からない構えをしていた。「アニ!行くよ!」「はいはい、いつでもいいよ」「どすこい!」「は…」――ペロンッ「!?」「土俵際の魔術師です!!」「覚悟は出来てんだろうね」腹立たしさと若干の恥ずかしさに任せて、ナマエを蹴り倒した。