小説
青春△と一本背負い
「おっす不二山また同じクラスだねー」
「俺と勝負だ!!!」
「君、経験値でも貯めてんの?ってあーっもうブレザー掴むなその絡み方本気でやめろ」
「悪い。つい、な」
「爽やかな顔しても許さない」
「嵐さんその人誰っすかぁ?カノジョお??」
「ねぇ不二山、これ柔道部の後輩?」
「そうだけど」
「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!」
「ファッ!!??」
「一本ッ!」
「ハッ!しまった…。つ…つい、ね」

後日その新名クンとやらが、私は不二山と同じ系統の匂いがしたと言っていたらしい。体臭的な意味ではなく。
110320
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