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rkrn 戦争孤児がヤバい仕事に手を出した結果

学も力も技術もない戦争孤児がヤバい仕事に手を出した結果、命を散らしそうになっただけ。でも唯一の取柄である悪運の強さのせいか寸の所で死なずに済んで、焼け爛れた地面に寝っ転がって、泥と血を体に塗りたくって死体を掛布団にして静かに朝を待っていただけ。

まだ暗い夜空を背景に、でも月明りでハッキリと顔が見えた。その人は地面と同化していた私を見つけて引き摺り上げた。寝起きでまともに受け答えのできない私を抱きかかえて、優しい声でもう大丈夫だよと言って頭を撫でてくれた。地獄に仏とはこのことか。そう月並みながらに思った。

「というわけで、保健委員の善法寺伊作さんという方を追いかけて転入いたしました、#名前#と申しますどうぞよしなに。そして保険委員になるにはどうすれば良いですか」
「保健委員はもう1年が2人もいるから入れないと思うよ」
「ナ゛ッ!!!!!!そいつらぶち殺して入り込むわ」
「主人公と黄昏時のシノビ頭に膝抱っこしてもらう奴だぜ」
「やべえ奴じゃん」
「転入早々同級生ぶち殺す発言かますお前の方が明らかやべえ奴」


2020/06/07
- ナノ -