ネタ
rkrn モブくのたまの独白

行儀見習いを主な目的として所属していた女子。
くのいちを生業とするために所属している女子。

入学したばかりの頃は、身も心も大した差異はなく、誰もが誰とも仲が良くて、ああ、ここへ来て良かったなぁ、だなんて、ぽやぽやした事を考えていたっけなあ。

いつからだろうか。

両者が、お互いの違いを自覚し始めたのは。
歩む道の落差に、時に同情と羨望を抱き、またある時には侮蔑と劣情を浴びせた。そんな人間の負の感情が吹き溜まったような空間に、

私はまだいる。


2015/08/13
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