ネタ
wj IC ヒル魔と元いじめられっ子A

そろそろ来る頃かなと思ってはいた。まさかあんな刺客を送ってくるとは思わなかったけど。ヒル魔は私が実は小さくて可愛いモノが好きだということを承知の上で、セナ君を抜擢したんだろう。本当に抜かりがない。肝心なことは覚えていてくれないのに、どうでも良いことばっかり知っていてどうしようもない奴だ。奴の狙い通り、セナ君ののお誘いを断るのは正直なところ心苦しいことこの上なかった。セナ君に嫌な思いをさせていないだろうか。気にしていたら本当に申し訳ない。

「#名前#ちゃん」
「まもり?どうしたの?」
「どうしてマネージャーやらないの?」
「またその話?……まもりがいれば安泰でしょ」
「…アメフトのこと色々教えてくれたじゃない。好きなんでしょ」

好きになったきっかけは不純だった。それでも今はアメフトが好きだ。中学のとき、暗くて何も見えない世界が明るくなったのは間違いなくアメフトと、アイツのおかげだった。


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中学時代、いじめられっこだった主がヒル魔に助けられる。その代償?としてアメフト部のマネージャーをさせられる。真面目なのでアメフトついて一生懸命勉強したり。ムサシと栗田と4人でいつも一緒にいて幸せな日常。しかし3人は男子校の神龍寺を受験。男子校の。ああ私はいらないのねっていう展開。


2013/08/30
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