ネタ
tkmm GS4夏休みの話SS 1-3

GS4主=夢主

コンクリートの犬走りに唐突に置かれたプランター。#苗字#の寄せ植えである。相性には気を使ったが繁殖力は考慮していなかったため、制御を失ったソレは現在はば学生たちから“もしゃもしゃ”の愛称で親しまれている。ご自由にお取りくださいのラベルを立てているおかげが程よく嵩が減っていた。
このハーブ達は野菜をよりおいしく食べるために栽培しはじめたものだけど、はば学の園芸部は昔からハーブ栽培に力を入れていたらしい。それらに関するノウハウや資料が豊富で助かっている。
とりあえず記録として写真を撮っておく。ピロン、と撮影音が鳴るのとをほぼ同時に目の前の窓が開いた。

「あ、夜ノ介くん!おつかれー」
「お疲れ様です#名前#さん。君も部活?」
「そうだよ!畑の方は終わって今はこっち」
「ふふっ。もしゃもしゃくん、ですね?」
「うん。でも皆けっこうちぎってってくれてるみたいで……あ、そうだ!」

柊との会話の流れでポケットの中身を思い出した#苗字#がキュウリと卓上塩を取り出すと、柊は驚いて数回瞬かせた後、お腹を抱えて笑い出した。手品か何か?と聞かれたが特に種も仕掛けもない。

「ついさっき収穫してきたんだ〜〜!もしゃもしゃの世話しながら食べようと思って。夜ノ介くんも食べる?」
「はははっ!!はぁ……っはい、是非いただきます」
「じゃあ洗ってくるから待っててね!」

夜ノ介くん息切れしてる……、果たしてそこまで笑うことか?と#苗字#は思ったが口には出さなかった。



風本七グループがベース?/キャラの呼び方はなんとなくです/書きたいネタ詰め込めるだけ(Bハーブ栽培する園芸部員)


2022/05/30
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