アテム「秋だな!」
遊戯「明日から一応冬みたいなもんだよ」
アテム「秋といえば何だ?スポーツの秋?読書の秋?」
十代「はいっ!デュエルの秋―!」
アテム「デュエルは年中無休だろ?何を言ってるんだ?」

十代「…………なあ遊星、アテムさんが言いそうなことを先に考えておこうって言ったの誰だっけ…?」
遊星「おっ、俺です……」
十代「デュエルの秋って言ったの誰だっけ…?」
遊星「……俺です…」
十代「俺すっげえ恥かいた気分…」
遊星「すいません……」

アテム「はい、そこの後輩二人は先輩の心が分からないということで−2Pな」
遊星「なぜっ!?」
アテム「どうだ遊馬、お前はなんかないか?」
遊馬「えっ?そ、そうですね……」
十代「遊馬は口開いたらシャークしか言わないんだろ?」
遊馬「十代先輩の中の俺って何なんですか」
十代「リア充爆発しろ」
遊馬「十代先輩も遊星先輩と付き合ってるくせに!」
遊星「ちっ、ちがっ!べ、別に俺と十代さんはそんな関係じゃ…っ!」

遊戯「ノロケならよそでやれ」

遊馬「すっ、すいませんでした……」
遊星「ご、ごめんなさい…」
十代「そういえばお二人は付き合ってないんですかー?」
遊星「ああっ!皆が意識的に触れようとしなかったところを迷いもなくついてきた…っ!」
遊戯「え?僕達はそんな関係じゃないよー」
アテム「そもそもお前は三千年前の魂だけの俺と今生きてる相棒とが付き合えると思っているのか」
遊馬「アテムさんが珍しく真面目だ」
十代「じゃあ好きなタイプとかー!」
遊戯「えっ!?えっと……杏子みたいな人かな…?」
遊星「名指しは好きなタイプではないですよ」
アテム「俺は闇属性だな!」
遊馬「いつもの決闘脳のアテムさんに戻っちゃった」
遊星「アテムさん、カードのタイプではなく好きな女性のタイプですよ」
アテム「女性?ブラックマジシャンガールだな」
十代「あーそういえばヒロインカードってありますよねー」
遊馬「俺も持ってますよー!ガガガガール!」
遊戯「あっ、ブラックマジシャンガールとなんだか似てるねー」
遊馬「ガガガマジシャンっていうのもいるんですよ!」

十代「彼氏がいるヒロインカードなど認めんっ!」(カッ
遊馬「うおっ!そ、そんなこと言ったらブラックマジシャンガールにだってブラックマジシャンがいるじゃないですか!」
十代「ブラマジとブラマジガールは師弟関係だからいいんだよ」
遊馬「ガガガマジシャンとガガガガールだって先輩後輩ですよ!」
十代「漫画版のゼアルでウラウラ言ってるやつが『可愛い子には彼氏がいるもの』って言ってるだろーが!」
遊馬「漫画は漫画!アニメはアニメです!アニメのシャークは漫画のシャークみたいに親指で皇の鍵折れませんもん!」
十代「話が反れた!とにかくヒロインカードっていうのはエクスクローダーみたいなやつを言うんだよ!なあ遊星!」
遊星「やっと出てきたヒロインカードが周りからヒロインカードじゃないだろと言われた俺の気持ちが貴方達に分かりますか?」
十代「ごめん」

遊戯「あれ?何の話してたっけ?」
アテム「カードの話だろ?」



12/11/30

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