※ちょっとだけシンゆやっぽい



る〜るる〜るるるる〜るる〜るるる…
沢渡「なんだこの部屋は……妙に落ち着かないぞ。そしてなんださっきから流れてるこのBGMは！おい！誰かいないのか！」

遊矢「レディースエーンジェントルメェーン！みなさん！お待たせしました！本日のゲストはこちら！容姿は前作に登場した�Wさんに似てるのに、前髪は最強デュエリストの武藤遊戯さんをリスペクトしたかのようなクズ……おっとすいません。今のは失言でした。忘れてください。本日のゲストは沢渡シンゴさんでーす！」
沢渡「お前は榊遊矢！これはお前の仕業か！」
遊矢「ほらほら座って座って。自己紹介自己紹介」
沢渡「えっ、あっ、……沢渡シンゴだ」
遊矢「はい、猿渡ユウゴさんね」
沢渡「おい、名字も名前も間違ってるぞ」
遊矢「あっ、いっけね。間違えた。まあ以降は『ンゴ』でいいよね」
ンゴ「どうしてそうなる！？俺の名前は沢渡シンゴだ！人の名前くらいちゃんと覚えろ！」
遊矢「もう某SNSで沢渡の呼び名が『ンゴ』になってるし。『ンゴ柚子』とかできてるくらいだし。すごい広まってるからもう収集つかないだろ。諦めろって」
ンゴ「うわぁ！台詞前の名前まで変わってやがる！」
遊矢「ちょっとンゴさん。メタ発言はやめてくれませんかね」
ンゴ「あれ……？今週のデュエルは俺が優勢になってるはずなのに……なんで遊矢くんにこんな苛められてるんだ……」
遊矢「二次創作なんてそんなもんだよ」
ンゴ「お前人にはメタ発言するなって言ったくせになんで自分もしてるんだ」
遊矢「主人公だからっていうのと、ここのパーソナリティだからって言えば満足か？」
ンゴ「可愛らしいと言われているお前はどこへ行ったんだ」
遊矢「えっ……お前……やっぱりそっち系の…」
ンゴ「はぁ！？どうしてそうなる！」
遊矢「俺の手握ってきた時からなんとなく察してたけど……妙に近かったし、近かったし、近かったし、俺の名前呼ぶ声とかまさにそれっぽかったし…」
ンゴ「別に俺はお前をそういう風に見てない。勝手な妄想をするな」
遊矢「それ本当か…？」
ンゴ「ああ」
遊矢「信じていいのか？」
ンゴ「当たり前だろ」
遊矢「沢渡……。ああ、やっぱり駄目だ。お前俺のカード盗ったもん」
ンゴ「それとこれは別だろ！」
遊矢「お前、初対面の俺にいきなりダーツ投げてきたもんな…すごいキザなやつなんだろ？『君のハートにシュッ』とか言いながらダーツ投げてくんだろ？うわぁ無理」
ンゴ「お前の妄想豊かな頭を逆に尊敬するぜ」
遊矢「ちょっ、そんなに見るなよ怖い」
ンゴ「へぇー？遊矢くんは僕に見られるのがそんなに怖いんですかぁー？」
遊矢「その喋り方やめろ！近いって！そんな行動してるからそっち系だって言われんだ！」
ンゴ「冗談に決まってるだろ？もしかして本気にしちゃった遊矢くーん？」
遊矢「うぐっ…」
ンゴ「え……？」
遊矢「……」
ンゴ「お、おい…なんだよこの空気」
遊矢「お前から始めたんだろ……いいから早く離れろって…」
ンゴ「いや……なんか……お前を見ていたら、その」
遊矢「は？え？」
ンゴ「遊矢くん」
遊矢「えっ？え、えっ？さ、沢渡…？ち、近く…ないか？」
ンゴ「遊矢…」
遊矢「さっ、沢渡！ちょっと！ちょっとまっ…！」

ポコンッ

遊矢「……え？……ダ、ダーツ…？」
ンゴ「ぶはっ。ばぁーか。俺が男なんかに欲情するかよ」
遊矢「え、あ……ああ…」
ンゴ「じゃあな。遊矢くん」

バタン

遊矢「……な、なんだったんだ…」





ンゴ「結局俺最後まで名前『ンゴ』だったじゃねーか！！！！！」



オチなどない


14.04.21

main top