「っはぁー!さみぃー!やっぱりカウントダウンイベントは人多いなー!」
「クリスマスに続いていいのか?遊戯さん達と過ごさなくって」
「シャークは俺と年越しするのが嫌なのかよ」
「なんだよその面倒くせぇ女が言いそうな台詞は…」
「とっ、とにかく!今年はいいの!ちゃんと遊星先輩に許可取ってきたし…」
「あ?遊戯さん達には言わなかったのか?」
「だっ、だってよー!遊戯先輩はともかく、十代先輩とかアテム先輩に言ったら絶対家に呼べって言われるし…」
「……?」
「〜〜っ!気づけよ!シャークの馬鹿!」
「悪いが、俺は物分かりが悪いんでな」
「えー言わなきゃ駄目か?」
「気になるだろ」
「……だって、シャークと二人で過ごしたかったんだよ…」
「へっ?」
「今年はシャークに助けてもらったりとか、色々あったし…」
「そんな事言ったら俺の方がお前に救われた。Wのことや璃緒のことも、お前がいたから俺は変われた」
「シャーク……」
「ありがとうな、遊馬」
「へへっ、おう!来年もよろしくな!シャーク!」
「はいはい」
「さっきまでデレでたのにそっけない!」
「あ、あと一分切ったぜ」
「えっ!本当かよ!えー今年最後の言葉何にしよ」
「……シャークドレイクバイス」
「ムードもなにもねぇな…」

5、

「なぁシャーク」

4、

「ん?」

3、

「来年もシャークのこと大好きだぜ!」

2、

「……遊馬、」

1、

「へっ…?」

HAPPY NEW YEAR!



「あっ、あんな人がいっぱいいるとこでキスするやつがいるかよ!馬鹿野郎!」
「わからねぇように隠れてやったのに、殴ることねぇだろ」
「いきなりだったんだから仕方がねぇだろ!びっくりしたんだよ!」
「嫌じゃなかったくせに…」
「このサディスト!」
「いてぇっ!」



13/01/01

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