「あっ、あっ、あぁぁぁぁ!」
ずにゅう。
音を立てて入ってきたおちんぽに息ができなくなる。
「あぁぁん! きもちいぃのぉ!」
「きっつ。なんだこれ、まじかよ……っ」
「もっと、もっと、奥!」
「うっせぇ奴だな。おら!」
ズン、と、奥まで勢いよく突かれて、僕のおちんぽから精液が飛び出た。
「あぁぁぁ! やっ、イってるぅぅぅ!」
「もう? 早ぇな」
「やん……っ、言わないでぇ! はぁぁん……っ」
「その感じた声やめろ。腰にくる」
苛立ったような深海くんの声。
それを示すように、僕のお尻の中をかき回す深海くんのおちんぽは容積を増したように思える。
「やっ、今イったとこだから、突かないでっ。おねがい……っ」
僕がお願いすると、深海くんはピタリと上下運動をやめた。
「ん。落ち着いたか?」
僕のお願いに素直に聞いてくれるのが深海くんらしい。
こんな時でも優しい。
僕がこんなに無茶して、半ば無理やりヤってもらっているのに、それでも優しい人。
………好き。
好き。
そんな感情が頭の中に浮かんで、すとんと落ちる。
好きだなぁ。深海くんのこと。
そう思ってしまうと、四つん這いで深海くんの顔が見えないのが寂しくなって、思わず後ろを振り向いた。
目が合う。
たったそれだけで、花が咲いたような気持ちになる。
「あ? 1人先にイって落ち着いたのかよ。こっちはまだ、」
「顔見たい。顔見ながらえっちしたい」
「……なに可愛い事言ってんだよ。馬鹿が」
「……あぁぁん!」
いきなり、ずるんとおちんぽを抜かれた。
その衝撃で思わず高い声が上がる。
深海くんは僕をぐるりとひっくり返すと、僕の両足を掴んで持ち上げた。
正常位の体勢で、大きいおちんぽが僕のアナルにぴったりと当たる。
ごくんと唾を飲み込む。
見上げると、僕をじっと見下ろしている深海くんと目が合った。
きゅんとする。たまらなく。
かっこいい。
かっこよすぎてどうにかなりそう。