「ひゃんっ」
「盛られたんだな。誰か言え。ぶっとばしてきてやる」
「……いい、いいから。……お願い」
「なに」
深海くんの鋭い瞳が僕を射抜く。
それだけでたまらなくなって、僕はまた性懲りもなく、おちんぽを硬くしてしまった。
「んぅ……はぁ、はぁ………お願い、いれて、おねがい」
「え、……あぁ?」
「おねがい、全然おさまらなくて、……んぅぅ、おねがい、深海くん……あっ、ぁ」
お尻の穴を指でいじると、それだけで抜けるような快感が襲ってくる。
それでも自分の短い指じゃ全然満足できない。
誰かの大きいので貫いてほしい。
奥をごりごりしてほしい。
「お前、何言ってんだよ。正気に戻れって」
「だめ? もう我慢できないのぉ……。苦しい。死にそうぅ……」
「俺、男とヤった事ねぇし……」
「……あ……、あ、あ……っ。だめぇ? ねぇ、深海くんらめぇ?」
じっと見上げる。
とろとろにとろけそうな視界で、深海くんが喉を鳴らしたのが見えた。
「俺に男のケツに突っ込めって言うわけ?」
「だめ? ねぇ……んっ、巡のここに深海くんのおちんぽ入れてぇ?」
ねだるようにすり寄った。
深海くんの胸板に頬を摺り寄せた。
「……くそっ。………舐めろよ、ほら」
深海くんはスラックスのチャックを下ろすと、ブランドもののボクサーブリーフからおちんぽを取り出した。
「あ、あ、あ、……あぁ、深海くんのおちんぽぉ」
すでに半勃ち状態のそれに顔を近づける。
鼻を擦り付けて匂いをかぐ。
あまり匂いはしない。でも少しだけしょっぱい感じがする。
それだけで興奮が高まって、思わず舌をカリのところに這わせた。
「んっ、んむ。……んっ、ん、おいしぃ。おいしいのぉ」
「……はぁ、はぁ、くそ。まじかよ」
みるみるうちに完勃ちになったそれは、とても長くて太い。
男は僕が初めてなのだと思うと興奮してきて、思わず身をよじらせる。
さらにいつも冷たい視線を向けてくる、あの深海くんのだと思うと余計に唾液が溢れてきて、じゅぽじゅぽと音を立てて口に含んだ。