「やだ! 先輩! いきたいっ。お願い、いきたいっ」
「もうちょっと我慢しよっか。あ、穴から先走りがにじみでてるね。やらしい子」
臣先輩が僕の尿道の端に触れてくる。
その刺激だけで、腰がビクンと大げさなほど跳ねた。
身体をそり返して、先輩におちんぽを押し付けるような格好にどうしてもなってしまう。
「やだ! やだ! 先輩。怖いぃ!」
「んー? 怖いの? 可愛いねぇ」
僕が泣いているのに止めてくれない。
怖くて、怖くて、仕方ないのに。
先輩が指を伸ばして、ステンレスの棒を軽く弾いた。
「ああああ!」
僕は頭を振り乱して、猛烈な快感に耐える。
涙がぼろぼろと零れ落ちた。
だけど、さっきの恐怖の涙と違って、これはあまりにも快感で出る涙だった。
先輩がもう1度弾く。
「やぁぁぁん!」
「可愛いなぁ。ほんとに。そんな高い声出るんだね。声変わりはまだなのかな? 可愛い」
「あ、せんぱ……っ。いきたいっ。お願いっ」
「いきたいの?」
「うん……っ。お願いっ」
このままじゃいけない。
おちんぽはさっきから何度も限界を迎えて、精液を吐きだそうとしているのに、出口がせき止められているせいで、何度も我慢させられている。
こんなに達することを止められたことなんてない。
頭が真っ白になる。
もうイクこと以外はなにも考えられなくなっていた。
口元からはよだれがだらだらと零れおちる。
「血管がビクビクなってるね」
そう言って、先輩は僕の裏筋を、下から上へとゆっくりとなぞった。
「あ、ぁぁぁ。は……ぁぁんっ」
たったそれだけで、目の中がチカチカするような快感をおぼえる。
いきたい。
出したい。