快楽>恐怖
「やっ、や! 臣、せんぱ……っ、やめて! 怖い!」

「もうちょっとだから。我慢。ね?」


さっきのステンレスの棒が、ずずっと僕のおちんぽの尿道に入り込んでいく。


「やあああ! なに! 怖い! あ、あ、あ、息も苦しい」

「ほら。息ゆっくり吐いてー。吸ってー」

「はああああ。ふううう」


言うとおりに息を繰り返していると、通常通り呼吸ができるようになった。

どうやらテンパっていたらしい。


細い棒は僕のおちんぽにささったまま。

とても卑猥だ。


なんだか痛いのと、苦しいのと、気持ちいいのが交互に来て、どうも落ち着かない。

やっぱりこれ、嫌いだ。


「先輩、とって! これ嫌い! とって!」

「だめだよ。もう少ししたら、よくなるよ」


涙で滲んだ目で先輩を見上げても、先輩は僕の目じりを舐めとっただけで、棒を取ってくれる気配はない。


「じゃあ、始めるね」


え?
なにを?
ビクビクと小刻みに体が震えるのに、なぜか一向におちんぽは縮む気配を見せない。


先輩はそう言うと、近くにあったリモコンのようなもののスイッチをいじった。


「あ!? や!? あ、あ、あ、な、なに!?」

「どう?」

「あぁぁぁん! や、これなにっ。あ、あ、やば……っ、やぁぁぁ!」


ベッドに座っていたのに、縛られた手をベッドについて、思わず腰を浮き上がらせていた。


自然と、おちんぽを突きだすような形になる。


やだ。これ怖い。
スイッチを入れられたのか、細い棒は小刻みに振動を開始して、僕のおちんぽを中から刺激してくる。

その刺激はあまりにも強烈で、イッてしまいそうになる。


「あ、あ、あぁぁん! あっ、んぅっ!」


なのに、穴がふさがれているから、イクにいけなくて、身が悶えるような感覚になる。


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bkm
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