ヒゲをじょりじょりしてもらって、少し抱き合う。
ぼーっとした気分のまま、キスを交わす。
僕が勇気を出して舌を絡めていると、ピクンとアナルの中に入ったままのでかちんぽが反応した。
「え、や、またおっきくなってる」
「悪い。もう1回」
「やぁ、巡、処女だったのにぃ。いきなり激しい」
「処女? さっきの本当だったのか? 嘘つくなよ」
「本当だよ。処女だもん」
僕の顔をまじまじと見て、門番さんが首を傾げる。
涙が溜まった目で見つめる。
「……優しくしなくて悪かった」
「ううん、気持ちいからいい。もっと気持ちくして?」
「……あー、お前ってなんでそんな可愛いの」
それからもう1ラウンドを終えた僕たちは、すっかり疲れていて、かなりの時間が経っていた。
初めてだったけど、あんなに乱れちゃった。
気持ち良かった。
「門番さん、また遊びにきていい?」
「あぁ、いつでも来い」
「……その時はまたえっちなことしてくれる?」
「もうやめられそうにないからな」
困った顔をして門番さんは、僕の頬にちゅっとキスを落として見送ってくれた。
腰はすごく痛いけど、とても幸せな気分だ。
寮監室から廊下に出て歩く。
階段を上って、315号室に向かう。
怖い人と会うのはとっても嫌だけど、今なら何でも乗り切れそうな気分です!