亀頭をジュッと吸われて、最後の精液まで搾り取られる。
熱に浮かされた頭で武留を見つめると、口に含んだ精液をごくんと飲み干すところだった。
大きな体躯にお似合いの高い喉仏が、ごくんと上下する。
「飲んだの?」
「うん、めぐちゃんのだよ。もったいないよ」
「おいしくないのに……」
「おいしいよ。めぐちゃん、お尻も舐めていい?」
「え、お尻? でも……」
僕は流され侍だ。
快感に弱いのはここに編入してからの数々の事件でさすがに自覚済みだ。
それでも、一度イッてしまうとさすがの僕にも賢者タイムというものがある。
すっかり快感を求める馬鹿な思考はどこかに行ってしまい、中庭という異常な場所を今更危ないと思い出している。
「お願い、めぐちゃん」
武留はそう言いながら、僕の膝の裏に手を掛けると、ぐるんと僕の体をまんぐり返しの状態にした。
僕の体は柔らかいから、あっという間に膝が胸へと付く。
アナルが外気にさらされて、すぅすぅする。
あまりの手際の速さに唖然としていると、武留がアナルの周りをペロンと舐めた。
「あぁッ!」
「めぐちゃん、可愛い。めぐちゃんのここ、こんなところまで薄い色しているんだね。本当に可愛い。誰かのちんこ挿れさせたの?」
「やっ、ちが!」
「許さない。めぐちゃんの小さいアナルにちんこぶち込んだ奴、絶対に許さない! あぁぁぁ、腹立ってきた。八つ裂きにしてやりたい」
「あぁッん! たける、たける、アナルびちゃびちゃになってるよぉ」
「うん、うん、めぐちゃんのアナルいっぱい濡れてるね。ここに挿れたらすごく気持ちよさそう」
結論、僕は流され侍だ。
もういい。
今日も今日とて、快感にめっぽう弱い僕です!
武留の熱い舌でアナルの周りを丹念に舐められた。
くちゅくちゅといやらしい音がする。
皺がふやけるくらい舐められて、緩んだアナルに熱い舌がズチュッと音を立てて入り込んでくる。