入った状態で、ぎゅっと光くんに抱きしめられる。
両腕が背中に回っている。
僕もおずおずと両腕を腰のあたりに置いた。
「入れてるだけでも気持ちいいよ」
「うん、僕も」
「本当に可愛いね。大好きだよ」
光くんが至近距離でまじまじと見てくる。
頬を手の平で包まれて、そんな風に甘く囁くものだから、エンジェルに弱い僕はあっという間に顔を真っ赤にする。
「ふふ」とエンジェルが蠱惑的に笑う。
もう!もう!もう!
この性悪! 第一級戦犯です!
僕を翻弄しているのを分かってて、そんな風に甘く言わないで!
心の中で叫びながら、吸い寄せられるように唇がエンジェルの唇を啄んでいた。
「んっ、ん、ん」
緩やかに腰を前後に振る。
強い刺激ではないけど、甘いキスと共にじわじわと快感が広がって行く。
「んぅ、巡くん、もっと舌ちょうだい」
「うん、うん、……ぁ、あ、吸っちゃ、や」
「あぁ、可愛い。僕のお腹に擦り付けてるの? 気持ちいい?」
「ん、うん、きもちぃ。気持ちいぃよ」
「ん。じゃぁ、もっと気持ちよくなろ」
光くんが僕を抱えたまま、ズンズンと下から突き上げてきた。
僕は身体を揺らされて、「あっ、あっ」とただ喘ぐだけの人形になる。
小さい体のどこにそんなパワーがあるのだろうと思うけど、僕を支える腕には力こぶがあった。
そこを確かめるように手で撫でると、光くんが熱い息を吐いた。
「あッ、あ、光くんッ。やッ、おちんぽこすれて、お尻も両方、気持ちいいッ」
「うん。うん、気持ちいいね。僕もいいよぉ」
おちんぽが光くんの腹筋にこすれて、ぐっしょり濡らしていく。
下からガンガンと突かれて、脳みそが揺れる。
あまりの快感に垂れてしまった涎を、光くんが舐めとっていく。