「あぁぁ、見て。びちょびちょになっちゃった」

光くんは自分の乳首を、桜色の爪がついた綺麗な指でつまんだ。

僕に見せつけるように、乳首をこねている。


「見て」

「見てるよ。すっごくエロい」

「ほんと？」

光くんの乳首が指で押しつぶされている。
周辺を撫でると、僕が零した唾液で、ぬちゅっといやらしい音がした。

視界の暴力だ。
頭がチカチカするようなエロい光景が目の前に広がっている。


ズクンと腰が疼いて、思わず光くんの唇を奪った。


「ん……」

「ん、……光くん。………ん、む」

光くんは僕を受け入れて、舌を差し出してきた。
僕はそれを絡め取って、身体をすり寄せるように密着させた。

光くんの手が僕の二の腕を滑って、脇腹を撫でてきた。
くすぐったくて身をよじる。

華奢な手は僕の背中をいやらしく撫でて、僕は思わず顎をあげて、熱いため息を吐いた。


「はぁ……ん」

「万歳して」

光くんは僕のＴシャツに手を掛けて、上にずりあげた。
僕は鈍った思考で、言われた通りに両腕を上げる。

Ｔシャツはするりと脱がされて、貧相な体が露わになる。


「ここ、ピンク色なんだね。可愛い」

「あぁん……っ！」


いきなり乳首に触れられて、ビクンと体が跳ねる。
光くんは僕の大げさな反応を笑わず、天使のように微笑むと、乳首を指の腹で優しく撫でてきた。


「ん、ん、……ぁん」

「可愛いね。感度いいんだね。乳首で感じる子はお尻でも感じるんだって。どう？」

「ん、ん……。分かんない」

「分かんないの？　じゃあ、確かめていい？」


ぼんやりした頭はお尻への刺激を欲しがっていた。
この学園にいる間にすっかり雌犬にされてしまったらしい。


「してぇ。お尻感じるか確かめてぇ？」

「ふふ。目もとろんとしちゃって。可愛い。こっちおいで」

「ん？」

光くんに手を引かれて、寝室に連れ込まれた。
大きなベッドに寝そべると、光くんが隣にもぐりこんできた。