門番さんは片手で乳首をいじりながら、スラックスの上から僕の股間に触れる。
さわさわと撫でられて、僕の敏感になった身体は面白いくらいに跳ね上がる。
「門番さん、えっちな事しないでぇ」
「もう無理だろ。早く突っ込みてぇ」
はぁっと熱い息とともに落とされた言葉に僕はビリビリと感じてしまう。
処女のくせになぜかこの先を少し期待してしまっている。
僕はどうしてしまったんだろう。
僕は可愛い男の子を見るのは好きだけど、男の人の事なんて好きになった事なかったくせに。
大きな手が僕の股間を撫でまわす。
だけど直接的な愛撫はしてくれなくて、なんだか身体がむずむずする。
腰を無意識に揺らしていたらしく、門番さんは手の動きを止めて、それをじっと見下ろしていた。
「腰動いてんぞ。俺の手に擦り付けてきやがる」
「あ、やぁぁ。言わないでぇ。えっちな僕、見ないでぇぇ」
「どうしてほしいのか言え。そしたらしてやる」
門番さんの手は僕の股間におかれたまま、動かしてくれない。
だから僕の腰が門番さんの手に擦り付けるように上下に動く。
至近距離にある門番さんの顔は妙にえろっちくて、僕はドキドキしながら快感に身を委ねた。
「門番さん」
「ん?」
「ちゅう、してぇ。僕にちゅうしてぇ」
「……いいぜ」
視界いっぱいに広がる門番さんの顔。
僕は首に両腕を回して、キスを求めた。
唇が重なると、舌が強引にねじこまれて、また声が上がる。
空気を求めて口を開くと、その隙を狙って、舌が僕の口内を簡単に蹂躙していく。
気持ち良すぎて、頭がふわふわする。
両腕を首に回して抱きつくようにすると、門番さんと体が密着する。
僕のちんぽがうずうずと解放を求めて、腰が揺らめく。
腰を門番さんの身体に押し付けるようにすると、ゴリッとした感触がした。