「あっ、あ、あ、あ、しいな……っ、ん、やらぁ……っ」
何も考えられなくなる。
ただただ、甘い声をあげることしかできない。
椎名は俺のおちんちんと舐めながら、後ろの戸棚からローションを手に取る。
ローションはほのかにローズの香りがする。
それを匂うと、お尻の奥がぐちゅりと緩む。
条件反射のようなものかもしれない。
椎名は丁寧にローションを手で温めている。
くちゅくちゅと手の中でいやらしい音がする。
じっと見ていると、炎を携えた椎名の瞳とぶつかった。
「温まったかな」
「ん。もういけるから早く……っ」
焦らされているような気分になって、椎名にねだる。
椎名は言う通りに、綺麗な指を伸ばして俺のお尻にぬちゅりとこすりつけた。
「あぁっ! やっ! あぁん!」
あまりの快感に目じりから涙が零れる。
椎名は俺のおちんちんを吸いながら、お尻の穴にローションを垂らして、ほぐしてくる。
穴の周りがほぐれると、人差し指がゆっくり入ってきた。
「あっ! しいなっ! ん、ん」
思わず俺のを舐めている椎名の髪を掴む。
椎名が顔を上げて、俺のおちんちんを口から出すと、指をお尻に当てたまま、ずりずりと這い上がってくる。
「ん……。んふ……」
椎名が奪うように唇を押し付けてきた。
少し口を開いて受け入れる。
「ん、しいなぁ」
椎名の人差し指がずるりと俺の中に入ってくる。
襞をこするようにして、行ったり来たりされて、あまりの刺激に椎名の首を引き寄せる。
「ん? 千紘さま、どうしたんですか?」
「あぁっ、やだっ、そこ、しいなっ、こすらないで!」
「んー? どこですか?」
「やっ、やっ、そこ! そこ、らめ!」
「ああー可愛い。そんなに気持ちいいですか? よだれ垂らして。あぁ、下のこれもだらだらですね」
椎名はお尻に指を入れながら、もう片方の手で俺のおちんちんを緩く握った。
両方の刺激に頭がおかしくなりそう。