「んぅ………ん、ん」
ぞくぞくと身体が震える。
椎名のお腹との間にあるおちんちんが痛いくらいに腫れている。
「しいなぁ……」
俺の声に応えるように椎名が、ちゅっと音を立てて俺の唇にキスをする。
それから俺の身体をまた丁寧にテーブルに寝かせると、上から覆いかぶさってきた。
そのまま鎖骨を舐められた。
脇を舐められてくすぐったくて身をよじると、しつこいくらいに舐められて、だんだん息が上がってくる。
「ん、しいな、しつこい、もう」
「すみません、可愛くて、つい」
俺のくすぐったがる反応が良かったらしい。
椎名の趣味はいまいちよく分からない。
「誰だって脇はくすぐったいよ」
「私はくすぐったくありませんよ」
「え、うそ。じゃあ、舐めてやるから脇出して」
「……いや、いいです」
「なんで。あ、くすぐったいんだろ、ほんとは」
「じゃなくて。そんな事、千紘さまにされたら理性が吹っ飛んでしまいそうです」
かっと顔に熱がのぼる。
何も言えなくなった俺をくすりと笑って、椎名は俺に覆いかぶさってきた。
「私がどれほど千紘さまに夢中から分かって頂けましたか?」
「……うん。俺がどれだけお前に夢中かも自覚した」
「え? どういう事ですか?」
「椎名になら、理性飛ばして、むちゃくちゃにされてもいいって思っちゃった……」
俺が上目づかいで告げると、椎名は眉をぎゅっと寄せて、なにかこらえるような仕草をした。
それから獰猛な瞳で俺を見る。
「椎名?」
「そんな煽るような事言って。どうなっても知りませんよ」
椎名の言葉がいつもより乱暴だ。
いつもは馬鹿みたいに丁寧な男だから、ギャップにぞくりと来た。
「しいな、めちゃくちゃにして」
「ああ。もう。今すぐぶちこみたい」
椎名が熱い吐息を零すと、俺のおちんちんをおもむろに咥えた。
「あっ……! あぁん!」
じゅるじゅると音を立てて吸われる。
いきなりの刺激に、背中が弓なりになる。
大きくなって、だらだらと汁を零していた俺のおちんちんは、椎名の口の中だ。
熱い粘膜に覆われて、何度も上下されると、頭が真っ白になる。