はぁ、と息を吐くと、椎名のそこがビクンと震えた。
「千紘さま、近い、です。……ん、息が当たって、………ちょっと我慢がきかないです。すみません」
「……え、………んっ」
椎名がぐいっと腰を突き出して、俺の唇に椎名のおちんちんが当たる。
ブルンと音でもしそうなほど腫れた椎名のそれが、俺の唇にずっと当たっている。
困惑して椎名の顔を思わず見上げる。
「あぁ、あぁ、………千紘さま、すみません。……でも、少しだけ、我慢してくれませんか」
「な、なに?」
椎名がごくりと息を飲んで、熱い息を吐きだすと、俺の唇に擦り付けるように、腰を上下し始めた。
「え、あ………あっ」
唇に擦り付けられるように、おちんちんが上下に動く。
唇に椎名の感覚。
つるつるしているけど、すごく熱い。
変な気分になってくる。
垂れてきている汁が俺の唇を濡らしていく。
「あぁー……千紘さま、こんなに子供なのに、……すごくエロい。……今すぐ犯してしまいたいくらいです」
「おかす?」
椎名は困ったように眉を下げて、俺の唇めがけて、おちんちんをこすりつけてくる。
質問にはどうやら答えてくれそうにない。
唇を刺激されているだけなのに、なんでこんなにも息が荒がるんだろう。
チラリと自分のおちんちんを見てみると、びっくりするほどだらだらと汁が流れていた。
あぁ。
椎名が気持ちいいと俺も気持ちいいんだ。
椎名にもっと気持ちよくなってもらいたい。
思わず唇を開けて、舌の先でチロチロと椎名のおちんちんを舐めた。
「………えっ! 千紘さま!? うぁっ………」
「椎名、気持ちいいの? 俺に舐められて気持ちいいの?」
「はい、……くっ……あぁ………千紘、さま、………っ」
椎名の腰の動きが増す。
俺はたまらなくなって、息を荒げながらもう少し舌を出して、椎名の気持ちいいと言っていた裏筋をぐるぐると辿るように舐めた。