「椎名、見せて」
「はい?」
「椎名のおちんちん、見せて」
「……いや、でも、まだ千紘さまには早いかと」
「いいから、見せろよ」
「……はい」
椎名はふぅと大きく息を吐くと、俺のおちんちんから一旦手を離して、ズボンのチャックに手を掛けた。
チャックをおろす音が部屋に響く。
そのあとズボンを少しだけ下ろして、椎名は黒のボクサーブリーフを俺に見せた。
ローライズ気味のそれは俺と違って大人の形で、それだけでドキドキする。
腰骨が綺麗に浮き出ていて、そこをなぞってみたい欲求が湧いてくる。
パンツに隠された椎名のそこ。
パンツの上からでもすごく大きいことが分かって、ごくりと唾を飲み込んだ。
「触っていい?」
俺はとうとう起き上がって、テーブルに腰掛けたまま、椎名のパンツを近い距離でじっと見る。
椎名を見上げる。
珍しく不安そうな顔で俺を見下ろしていた。
「触るよ」
「嫌だったらすぐにやめてください。私は別に千紘さまを満足させるだけで……っ、は……っ」
椎名のあそこ。
盛り上がっている場所をゆっくりと手の平でなぞる。
おっきい。
硬くておっきくて、俺のとは全然違う。
どんな色をしているんだろう。
どんな形をしているんだろう。
俺が触れると、そこがビクンと大きく振動して、頭上で椎名が吐息を漏らすのが分かった。
パンツの上からゆっくりごしごしする。
形を確かめるように、下の金玉の部分から指でなぞって行く。
太い棒のような感触があって、その上は大きく丸みを帯びた形をしている。