「あっ、あっ、しいな、それきもちぃ。あっ、………え、なんで」
「千紘さま、質問に答えてください」
手はまたぴたりと止められて、俺のあそこはまた放置だ。
先っぽからはだらだらと汁が流れてきて、椎名の綺麗な手に垂れていく。
恥ずかしいけど、妙に目が離せない。
「欲情、してるよ。だって、俺、椎名とキスしたりしている時しかこんな事ならないし、病気じゃない事くらい分かる」
「……そうですか。千紘さまはかしこいからすぐに大人になっちゃいますね。じゃあ、私も言わないといけないですね」
首を傾げる。
何をだろう。
「私も、……欲情しますよ。千紘さまに。毎回毎回、こらえるのに必死です」
「そう、なの? 椎名も俺みたいになる?」
そう言って、俺のむき出しのおちんちんを見る。
赤く腫れたそれはピクピクと震えて、刺激を待ちわびていた。
「はい。千紘さまよりもっと腫れますよ」
椎名は困ったように笑う。
えー、そうなんだ。
知らなかった。
テーブルに仰向けに寝たままの身体を少し起こして、椎名の股間あたりをじっと見る。
庭師の格好の椎名は、割とゆったりしたラインのパンツを履いているから、よく分からない。
「私のことはいいですよ、それはまたいつかにしましょう、今は千紘さまのが待ちわびてますよ」
「あっん!」
椎名の指にはじかれるように触れられる。
でも、見たい。
椎名のが見たい。
同じように腫れているなら、俺も椎名がしてくれるように手でごしごししてあげたい。