罪悪感罪悪感罪悪感、罪悪感に蝕まれる。あの人は来なかったのかと漏れるため息と催す吐き気。嗚呼弱い。いつからこんなにぼろぼろになってしまったのだろうか、なんて、分からない分かりたくない。戻れもしない日々を思うぐらいなら全部忘れて捨ててしまいたいなど、絶対、駄目だって知ってはいるけれども。それでも全部全部捨ててしまいたいという感情に襲われる。それが出来たらどんなに楽か幸せかと悪魔の声が囁いてはすぐにそれは不可能だと現実に引き戻されるのだ。嗚呼駄目だ。こんな自分のままじゃ絶対にいけないって聞こえる警告音からも耳をそらす。見えないように目は閉じて聞こえないように耳は塞いで感じないように全てをシャットダウン。罪悪感罪悪感罪悪感、罪悪感に蝕まれる。





罪悪感











090901




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