2011/10/05 22:08

私の中の白石は、傷付くのが怖くて、傷付けるのも怖くて、嫌われることを本当に恐れてるイメージ。だから周りには優しいし、完璧であろうとするけれど、全部嫌われないため。自分が傷付かない為。無意識でだとしても結局は自分の為にやってるようなものだから、たまにそれを思って罪悪感に襲われる。

それを表から支えてるのが謙也。謙也はそんな白石の汚い感情なんて見てないで、理由なんてどうでもよくて、積み重ねた努力は努力でそれをそのまま評価してる。純粋にすごいとか尊敬するとか思ってて、周りにも分かるぐらいに真っ直ぐにそれを向けてる。だから白石は頑張んなきゃって思えて、それによって自分の為だけじゃなくて謙也の為に頑張るって言う理由を手に入れることが出来るから、謙也にはすっごく感謝してる。彼が居なきゃ今の自分は居ないだろうし、これから先も居なきゃ生きていけないぐらいには思ってる。
それで裏から支えてるのが千歳。千歳は良くも悪くも全然違うから、唯一汚い部分を見せても良い存在。他の人と違って彼は尊敬とかそう言う大多数の人が向ける視線で見ないから、そうあらなくても良いのかなって思える。だからひどいことも言えるけど、甘えることも出来る。それは千歳なら絶対に自分を嫌いにならないだろうみたいな根拠の無い自信もあるけど、一番はこいつは何をしたって手放すときは簡単に捨てていく奴だみたいな認識があるから。どんなに媚びたって、尽くしたって、きっと時が来たら簡単に終わってしまうからそんなの無駄だと思ってる。でも本当は一生離れたくなくて、それは絶対に言わないけど、千歳はそれを知っていて待ってる。

基本はこんな感じ、かな…。だからちとくらは成立するんだけど謙也とはあんまかけざんにはならないんですよね。まあ、書いてる話とか時と場合によって全然違うんだけど。基本見解はだいたいこんな。多分。





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