「椿さん、あれ甲斐くんじゃないですか?」
「あ、本当だ。なんで裕次郎がガソリンスタンドに?」
「ガソリン入れてるわけじゃなさそうだし」
「暇そうだし、近くにいってみましょうか」
「うん!」



「裕次郎!」
「うわぁっ、ぬーして椿と永四郎がいるさ?!デート?」
「デートじゃないし。買い物行こうとしたら永四郎にたまたま会って、通りかかったら裕次郎が見えたから」
「君はこんな所でなにをしているんです?」
「わんはバイトばぁよ」


「裕次郎がバイト?ガソリンスタンドで?」
「そうさ、先週から始めたさ。遊びまくってたら小遣いなくなったばぁよ」
「それは自業自得でしょ。でも甲斐くんがバイトするとは、いい社会勉強になると思います」


「ガソリンスタンドってとこが合ってるよね」
「わん、店長に元気の良さは満点だって誉められたさ」
「まあ煩いくらい元気ですもんね」
「でも車種とか興味無かったから点検の受付とかは困るさ」
「それは覚えるしかないね」


「あ、客きたあんに」
「じゃあそろそろ行こうか」
「そうですね、お仕事中失礼しました。あ、甲斐くん」
「ぬーしたばぁよ」
「ガソリンの近くに火の気があるものは近付けちゃだめですよ、爆発しますから」
「分かってるさぁ」
「君ならやりかねないと思いましてね、でわ我々は行くんでバイト頑張ってくださいね」
「じゃあね、裕次郎」
「おう!」


「オーライオーライ」


「なかなか様になってますね」







甲斐くんはガソリンスタンドかファーストフード店だなと思いました
ガソリンスタンドだとツナギ着て帽子のつばを後ろにして被ってたらすごく可愛いなと思った(^O^)





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