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救世主現れる! (1/4)


今日は、午前はいつも通り下剋上試合と自主練で、午後から女子テニス部の皆さんと練習をするとの事であたしは背中の怪我で参加出来ないので早苗と一緒にマネージャーのお手伝いしてます。

とはいっても、軽くしか手伝えないんだけどね。

ちなみに下剋上試合は、結構面白い結果になりました。

切原→白石:2-5で白石の勝利
日吉→亜久津:3-5で亜久津の勝利
財前→観月:6-4で財前の勝利
海堂→柳生:1-5で柳生の勝利
伊武→不二:2-5で不二の勝利
羽生→芥川:3-5で芥川の勝利
葵→丸井:0-5で丸井の勝利
裕太→平古場:1-5で平古場の勝利

遂に下剋上試合で下級生が初勝利ですよ。しかもひーちゃんの最後に言った台詞が"最初に言うてた、シナリオ通りになったッスか?"である。さすがひーちゃんである。

ちなみにジローちゃんは、気分が乗らなかったのかちょっと一斗に苦戦してた。

とりあえず、お昼時に観月くんがワリとマジでヘコんでて淳くん達が面倒臭そうにしてたのには笑った。

それで中央コートで男女合同練習についての説明を聞いたんだけど、あぁ〜いいなぁ!楽しそうだなぁ!あたしも参加したかったなぁ!

何やら、女子が自分で2年生の男子からペアを選んで2時間の練習の後、試合をするという内容だ。

ちなみに残った男子は、全員で練習だそうです。



「うわぁ、立海人気ですね早苗さん。即行で柳くんペアに選ばれてますが、彼女的にどうなんです?」

「…別に。テニスに関して選ばれてるなら特に気にしてないわよ。むしろ、それは蓮二に実力があるからで喜ばしい事じゃない」

「言ってる事とと顔が合ってないんですが、それは」

「…うるさいわね。ペアの確認は私がしとくからあんたは、さっき言った通り備品の確認して来なさいよ」

「へいへーい。試合には戻れる様に頑張るから、後はよろしく〜」

「…無理して重いものはやらなくていいからね。ボールとかの確認だけにしときなさい」

「わかっとるがな。じゃあいってきまーす」



相変わらず、早苗はツンデレですのぅ。ていうか、やっぱり柳くんが女の子にモテモテなのは、嫌なんだなぁ。全く、柳くんとか早苗にぞっこんなんだから心配する必要ないと思うけどなー。

まぁ、あたしはさっさと備品の確認と整理に向かうぜ。ちなみに本当は逆だったんだけど、あたしが書き物(データ録り)をしたくないという事で交代してもらいました!

だって面倒臭いんだもの。


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